わろてんか|キースとアサリのコンビがまさかの再結成!史実はどうだった?
朝ドラ『わろてんか』では、惜しまれつつ解散してしまったのがキースとアサリのコンビです。
彼らは北村笑店を立ち上げた際からの所属芸人でしたし、彼らの成長も北村笑店の成長の
バロメーターのようでしたね~
コンビはどつき漫才などで人気を博しますが、しゃべくり漫才を完成させたことで
大ブレイクを果たしました。
ところがさらなる漫才の普及のために、コンビを解散させてキースは上京。
キースは新しい相方と新コンビを結成しますし、アサリはピンの漫談家として活動する
ことになります。
そんなキースとアサリですが、ドラマの終盤でまさかの再結成をすることになります。
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キースとアサリのコンビがまさかの再結成!史実はどうだった?
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キースとアサリのコンビが再結成を果たすのは、中国戦線にいる日本兵を慰問するための
「わろてんか隊」を結成する頃です。
風太が団長を務めて上海に向かうことになるわろてんか隊ですが、キースとアサリのコンビ
のほか、夫婦漫才の万丈目夫妻など、かつての人気コンビを復活させて最高のラインナップ
となるようです。
いや~これは楽しみな展開になりましたね~しゃべくり漫才のキースとアサリのコンビのほか、
万丈目夫妻の夫婦漫才も久しぶりに見ることができそうです♪
ところでキースとアサリのコンビのモデルとなっているのは、横山エンタツと花菱アチャコの
コンビ。
彼らもわろてんか隊のモデルとなった吉本興業部の「わらわし隊」に参加していますが、
そこではコンビを再結成することはありませんでした。
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昭和13年(1938年)1月に中国大陸に向かったわらわし隊ですが、大連・北京方面の北支班と、
上海・南京方面の中支班のふたつに別れて別々に活動しています。
そしてアチャコは当時の相方の千歳家今男と北支班に配属されて、エンタツは杉浦エノスケと
ともに中支班に配属されています。
これら2つの班は中国大陸内で合流することはなく、最後まで別々に活動しており、
わらわし隊でのエンタツ・アチャコのコンビの再結成はありませんでした。
と言いいますか、このコンビは以降も再結成することはありませんでした。
ただし、戦後になって2度ほどふたりはコンビで舞台に立っています。
最初は昭和28年(1953年)の千日グランドのこけら落としの際で、彼らはかつての
得意のネタの「僕の家庭」を演じています。
また昭和38年(1963年)のNHKが制作したテレビ番組「漫才繁盛記」でも、
10年ぶりにふたりは共演。
いずれの出演の際もブランクを感じさせない息の合ったところを披露し、
名コンビぶりを見せつけています。
史実とは多少異なりますが、ドラマの終盤でのキース&アサリのコンビの再結成は
嬉しいところです♪
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