半分、青い。いつもポケットにショパン(くらもちふさこ)のあらすじや内容
朝ドラ『半分、青い』では、随所に秋風羽織(豊川悦司)の少女漫画が登場します。
他の記事でもご紹介しましたが、羽織の漫画は実在の漫画家のくらもちふさこさんの作品がそのまま登場することになります(作者名のみ変更)
中でもくらもちさんの代表作の「いつもポケットにショパン」は、ヒロインの鈴愛に大きな影響を与えるなど、重要な役割を果たすようです。
そんな「いつもポケットにショパン」の詳細をご紹介します。
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いつもポケットにショパン(くらもちふさこ)のあらすじや内容
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「いつもポケットにショパン」は、1980年2月から1981年7月まで、別冊マーガレットに掲載された少女漫画です。
その名の通りクラシックが題材で、これは作者のくらもちさんが高校までピアノを習っていたことから発想しました。
単行本は4冊、文庫本では3冊とさほどの大作ではありませんが、音楽を題材にした少女漫画の傑作とも呼ばれ、くらもちさんの歴代の作品中もっとも支持されている作品です。
くらもちさんの作品には1990年半ばに数々の漫画賞を受賞して、後に映画化もされた「天然コケッコー」という代表作もありますが、こちらを凌ぐほどの人気だそうです。
気になる「いつもポケットにショパン」のあらすじは以下の通りです。
幼馴染の須江麻子(ヒロイン)と緒方季晋は同じピアノ教室に通う仲だったが、季晋が中学進学と同時に西ドイツへ留学したため音信不通となる。別々の高校へ進学し再会を果たすが、季晋は麻子をライバル視して距離を置くようになっていた。その背景には共にピアニストだった2人の母親の因縁が関わっていることが明らかになる。自分のピアノの実力を過小評価していた麻子だが、徐々に才能を開花させていくことになる。
(WIKIPEDIAより引用)
ヒロインの麻子と幼馴染の季晋がともに競いながらピアニストとして成長していく物語ですが、そこに母親同士の因縁などが絡んで愛憎劇になるようです。
またヒロインの母親は国際的なピアニストという設定ですが、気難しい性格で、たびたび母娘は衝突するなど、このあたりの人間ドラマも展開されます。
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そして当時にしてはかなり本格的な音楽漫画で、ヒロインの麻子のピアニストとしての成長過程などが細かく、リアリティのある描き方をしています。
またクラシックの厳しさなども緻密に描かれており、非常に説得力のある作品のようです。
このあたりがこの作品が発表から既に30年以上経過しているにも関わらず、多くのファンに支持される理由のようですね。
『半分、青い』でもヒロインの鈴愛は高校3年生の夏休みに、「いつもポケットにショパン」と出会うことになります。
これによって以降の彼女の進路などに大きな影響が出るようですが、このあたりは楽しみですね♪
なおドラマでは本物の「いつもポケットにショパン」が、秋風羽織の作品として登場します♪
なおこの作品に興味のある方は、こちらをどうぞ。
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