半分、青い。ユーコが漫画家デビュー!売れなくなるのも早かった!
朝ドラ『半分、青い』では、ヒロインの鈴愛は秋風羽織の下で、プロの漫画家になるために下積みを重ねます。
幸い彼女の周囲にはボクテ(藤堂誠)やユーコ(小宮裕子)といった頼りになるアシスタント仲間もいますから、3人で切磋琢磨しながらプロを目指すことになります。
そんな秋風ハウスのアシスタント3人組ですが、もっとも早くプロの漫画家としてデビューを果たすはユーコでした。
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ユーコが漫画家デビュー!売れなくなるのも早かった!
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ユーコの漫画家デビューが決まるのは、1995年(平成7年)のことです。
月刊ガーベラの大御所の原稿が落ちた(締め切りに間に合わなかった)ことで、ユーコのラブコメディ「5分待って」がその穴埋めとして同誌に掲載されることになります。
そのため彼女には担当者もついて、連載化を目指すことになるのです。
真面目でコツコツと努力を重ねるユーコですが、その努力が報われる時が来るのです♪
また彼女のプロデビューによって、先を越された鈴愛やボクテにもいい刺激を与えることになります。
ところがユーコのプロデビューはいいことばかりではありませんでした。
まず他の記事でもご紹介したとおり、ボクテが鈴愛のネタを譲り受けたことが秋風の知るところとなり破門されるのですが、ユーコのプロデビューはその遠因のひとつになっていました。
ボクテは漫画家を辞めて実家の呉服屋を継ぐようにプレッシャーをかけられており、新人賞へ向けて焦ったことからこのような事態を招きますが、ユーコのデビューも彼の焦りのひとつとなります。
そのため彼女のデビュー後はボクテが秋風のオフィスを去ってしまいますので、以降はユーコは鈴愛と励ましあいながら作品を制作していきます。
そんなユーコの努力も実って男性誌に連載も決まります!
プロの漫画家でも連載を持つことができるのは一握りに限られますから、このあたりは喜ばしいところです。
しかもそれだけではなく、彼女の連載漫画はブレイクして映画化の話まで持ち込まれます。
まさに漫画家としての絶頂を掴むユーコでしたが、なんとその後に瞬く間に売れなくなってしまいます。
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漫画の世界でも「人気は水もの」ですから、彼女の作品の人気が落ちるのも早いようです。
しかもブレイクした連載漫画が打ち切りになるなど、彼女は追い詰められていくようです。
そんな中ユーコが下す決断は、漫画家引退です。
彼女は交際している青年実業家との結婚を選んで、ペンを置くことになります。
もちろんこの点に関しては師匠の秋風羽織や鈴愛、そして秋風ハウスを出て行ったボクテが必死に彼女を慰留するようですが、彼女の決断は揺るがなかったようですね。
そのため秋風ハウスの住人は鈴愛ひとりとなってしまいます。
その頃は鈴愛もプロデビューを果たしていますが、切磋琢磨したアシスタント仲間がいないことは大きな不安要素となるでしょう。
後に鈴愛も漫画の道を挫折してしまいますが、このあたりもユーコの不在が大きく影響するように思えます。
いずれにしてもユーコはプロの漫画家になって一時はスポットライトを浴びることになりますが、残念ながら最終的には漫画家を引退することになってしまいます。
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