まんぷく|塩作りや塩軍団・塩屋の最期のネタバレ!驚きの結末
朝ドラ『まんぷく』では、萬平が経営するたちばな塩業の経営は軌道に乗ります。
当初は茶色い塩が混じったり、世良のピンハネなどの影響で従業員である塩軍団にも満足なお給料は支払えませんでした。
しかし萬平の品質へのこだわりや大阪商工会会長の三田村からの3万円もの金額の投資もあって業績は向上。
専売局の高評価が定着して、納品用のトラックも自前で購入するほどになります。
また塩作りと並行して栄養食品の「ダネイホン」の開発にも成功し、このビジネスも軌道に乗りかけます。
そんなたちばな塩業の最期はどうなるのでしょうか?
驚きの結末が待っていました。
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塩作りや塩軍団・塩屋の最期のネタバレ!驚きの結末
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まずたちばな塩業の大きなダメージとなるのが、萬平の反乱罪容疑で進駐軍のMPに逮捕されることです。
塩軍団のひとりが元軍事施設だった倉庫に残されていた手榴弾によって魚獲りをしたことがきっかけとなり、萬平は反乱罪容疑で逮捕されることになります。
もちろんそれはまったくの誤解で、最終的には進駐軍も萬平を無罪放免することになりますが、拘束期間中は専売局から取引停止とされたこともあって塩作りもできなくなってしまいます。
そのためひと夏の間、泉大津の塩田は塩作りをおこなわずに放置されたことから、目も当てられない有様となってしまいます。
鉄板には錆びが浮いて、何枚かは風に飛ばされてしまっていますし、塩を煮詰める大釜も錆びだらけになってしまいます。
さらに問題はそればかりではなく、無罪放免になったとはいえ萬平の逮捕は新聞沙汰となったことから、専売局が取引停止の延長を言い渡したのです。
萬平は施設を立て直して塩作りの再開を考えますが、福子やダネイホンの販売に手を貸していた小野塚真一からは反対されます。
専売局が取引を再開してくれる保証はありませんし、塩は他社でも生産しているものですが、ダネイホンは唯一無二の商品だからです。
当初は塩作りにこだわりがあった萬平は反発しますが後に翻意して、塩作りをやめてダネイホンの製造販売に専念することを決心します。
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そのため会社名もたちばな塩業からたちばな栄養食品に変更し、再出発をすることになります。
これによって塩軍団も解散となりますが、引き続きたちばな栄養食品の従業員となります。
さらにたちばな栄養食品は東京支社を立ち上げて小野塚を営業本部長にしますが、神部とともに塩軍団の堺、倉永、堀、小松原、増田といった若いメンバーも東京に出向させることになります。
彼らは戦争で満足に教育を受けることができなかったことから、ダネイホンが売れたら奨学金を出して、夜学に通わせるためです。
このようにたちばな塩業や塩屋は廃業、塩軍団も解散となりますが、それは決して悪いことばかりではなく、むしろ発展的な解消といったところでしょう。
これによって萬平は食品加工の道に専念しますし、それは後のインスタントラーメンの開発につながっていくことになります。
ちなみに萬平のモデルとなっている安藤百福が泉大津で経営していた塩田ですが、百福が脱税容疑で逮捕された際に、施設や土地を含めてすべて没収されてあっけない最期を迎えています(もともと大阪鉄道局より無償貸与されている物件だった)
またその際に塩田で働いていた従業員たちのその後なども不明です。
百福はその後巣鴨プリズンに収監されて、拘束期間は2年にも及びましたので、恐らくは従業員たちはちりぢりになったものと推測されます。
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