あさが来た|はつの次男養之助は戦争に行くの?養子縁組はどうなる?
朝ドラ『あさが来た』では、あさがはつと10年ぶりに再会しました。
逞しい母親になったはつ、大きくなった長男の藍之助、そしてあれほど
いけずな姑だったのに、すっかりいいおばあちゃんになってしまった菊には
驚かされましたが、懐かしかったですね~
あさとはつは久しぶりの姉妹の再会に、時間を忘れたかのように話し込みましたね♪
しかし、はつの口から気になる言葉が出ました。
それは戦争と養之助の養子です。
朝ドラと言えば戦争はつきものですが、『あさが来た』は朝ドラ初の
江戸時代からのスタートです。
大抵の朝ドラの戦争と言えば太平洋戦争を指しますが、
『あさが来た』での戦争は日清戦争と日露戦争です。
そのため定番の太平洋戦争とは事情が少し異なります。
また養之助の養子縁組については、今後の重要な伏線になるかもしれません。
今回はこのあたりをご紹介していきます。
(日清戦争の威海衛の戦いの図)
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はつの次男養之助は戦争に行くの?養子縁組はどうなる?
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まず日清戦争や日露戦争時の徴兵令ですが、健常者でも
一家の主人や跡取りとなる者は免除されていました。
太平洋戦争の徴兵令が主や跡取りなどの事情に関わらず、
身体的に兵役に適するか否かで定めていたのとは大きく異なります。
そのため当時は一家の次男や三男を跡取りのいない家に養子に出して、
徴兵を逃れることも横行しました(お金を払って養子にしてもらう例も
少なくなかったとのこと)
はつの長男の藍之助は明治3年(1870年)に生まれ、
次男の養之助は明治8年(1876年)生まれの設定です。
ドラマの舞台は加野銀行が設立される前年ですから、
明治20年(1887年)ころです。
そして、日清戦争は明治27年(1894年)、日露戦争は明治37年(1904年)に
勃発します。
日清戦争は明治28年まで続きますから、養之助は20歳になっていますので
兵役に該当する可能性もありますし、日露戦争では思いっきりこれに該当します
(当時の兵役は満20歳から)。
とすれば養之助は、跡取り息子のない家に養子に行かない限り、
戦争に行くことになりそうです。
しかし、ここで重要な役割を果たすと思われるのが長男の藍之助です。
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以前の記事でも書きましたが、ドラマではオリジナルのキャラクターの藍之助は、
史実の広岡松三郎の役割を果たす可能性があります。
松三郎は新次郎のモデルの広岡信五郎と、ふゆのモデルの女中の小藤との間に生まれた
広岡家の嫡男です。
ドラマではふゆの妾はなくなったので、松三郎に該当する人物は見当たりませんが、
後に広岡家の家業に関わり大同生命の四代目社長となる重要な人物です。
そのためドラマでも、銀行の仕事に興味を示すはつの長男の藍之助が、
ゆくゆくはあさと新次郎の養子となって、松三郎の役割を果たすのじゃないか
と考えていました。
そして、今回の養之助の戦争や養子縁組の話からは、
その可能性がまた高まったようです。
つまり銀行業に興味のある藍之助があさと新次郎の養子になれば、
次男の養之助は眉山家の跡取りとなります。
そうなれば日清戦争が起ころうと、日露戦争が起ころうと養之助は徴兵の対象外
となって戦争に行かなくてもいいことになります。
なので今回はつがあさにした養之助の戦争と養子縁組の話は、
今後の大きな伏線になる可能性があるのです!
※追記
藍之助が養子縁組することはありませんでしたし、養之助も兵役につきました
この記事の予想は外れましたが、養之助が戦争に行く可能性はほぼありません
詳しくは下記をご参照ください
あさが来た|兵隊にとられた養之助の運命!戦争に行って戦死するの?
と言っても、個人的な見解ですし、藍之助にしろ養之助にしろ、
史実上の人物ではなくドラマオリジナルのキャラクターですから、
別な形で話が進む可能性も否定できません。
いずれにせよ、ドラマにも戦争の影が忍び寄っていますから、
藍之助や養之助の今後にも注目ですね!
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