あさが来た|笑福亭鶴瓶の玉利友信のモデルは?史実との違い

 

朝ドラ『あさが来た』では、あさの嫁ぎ先の加野屋の財政がピンチを迎えます

 

大名や諸藩に貸した900万両(現在の価値でおよそ4500億円)の返済も滞る中、

銀目手形の払い戻しで手持ちの現金が不足。

 

運転資金がなくなってしまったら、両替商という商売すらできなくなってしまいます。

まさに加野屋は存続の危機に瀕しています

 

そこで正吉(近藤正臣)は以前お金を貸したことのある奈良の豪商

玉利友信(笑福亭鶴瓶)に資金の融通を受けることを提案し、

代理としてあさ(波瑠)が玉利の元に向かいます。

 

玉利のキャストの笑福亭鶴瓶さんは、なんと朝ドラ出演は27年ぶり。

前回の出演作「純ちゃんの応援歌」は山口智子さんがヒロインを演じていましたので、

時代を感じさせますね~

 

ところで鶴瓶さんが演じる玉利友信は、実在の人物だったのでしょうか?

そのモデルと共にご紹介します。

 

コンテンツ

玉利友信は実在? モデルは誰?

 

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玉利友信は実在の人物で、モデルは貿易商の毛利友信です。

 

毛利友信は江戸末期に黒船の来航で鎖国が解かれ、

諸国との貿易が再開された際に、いち早くそれに乗り出して

財産を築いた人物です。

 

奈良 富豪

 

本業は貿易商ですが、それと並行して金貸しもおこなっていて、

当時はかなりの利益を上げていたらしいですね。

 

あさの実家の今井家や嫁ぎ先の加野屋のような歴史はないので、

今で言う新興成金といった感じでしょうか?

 

毛利が貿易で儲けたのも、1858年に江戸幕府が外国の圧力に屈して、

開国したからです。

 

この時期から幕末、明治期にかけては世の中が大きく変わったことから、

毛利は時流に乗った人物でしょう。

 

ドラマでは当初はあさを門前払いにしようした友利ですが、

あさの度胸の良さと商才を見抜き、加野屋に無利子でお金を貸します

 

またあさを日本一の女商人になると予言したのも友利でした。

 

ドラマと史実との違いは?

 

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ドラマでは友利は奈良の富豪として登場しますが、

史実の毛利は東京の貿易商で金貸しです

 

そのためあさのモデルとなった広岡浅子も、

東京の毛利の元まで出向いていきました。

 

またドラマではあさが加野屋の代表として、以前お金を貸したことのある

友利に、借金を申し込みに行くという設定ですが、

 

実際には加野屋のモデルの加島屋は既に毛利に借金をしていて、

その返済猶予を求めるために浅子が出向くという設定です

 

当時の加島屋はドラマの加野屋以上に経営が厳しく、

土地や建物さえも既に毛利の抵当に入っていたのです。

 

ドラマでは友利に融資を受けた加野屋は、その資金を元手に何とか窮地を脱して

持ちこたえることができました。

 

しかし経営状態は悪く、予断のならない状況です。ここを何とかするのが、

ヒロインのあさです。あさの活躍が待ち遠しいですね♪

 

※追記

ドラマで笑福亭鶴瓶さんが演じた玉利のキャラはなかなかでした。

史実の毛利とは諸設定が異なりましたが、あさが将来日本一の女商人

になることを予言するなど、後のストーリーの伏線になりそうなことも

盛り込まれていました。

 

さらには玉利はあさを試すために厩で一晩を過ごさせるという

ドラマオリジナルのエピソードも、後のあさの反撃で活きましたね。

 

玉利が予言したように、今後のあさの実業家としての活躍が楽しみです!

 

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