あさが来た|萬谷襲撃事件であさは刺されるが一大転機になる!
朝ドラ『あさが来た』では、いよいよあさと成澤泉の女子大学校構想
が動き出します。
加野銀行の経営も順調で追い風も吹いていますが、
当時は女子の高等教育機関などありませんから、これがなかなか大変です。
ところが、そんなあさに禍が降りかかります。
たびたび加野銀行へ融資を求めて断られていた萬谷(ラサール石井)が、
あさを逆恨みにしてナイフで刺すという暴挙に出ます。
あさはこれにより重傷を負い、生死の境を彷徨うことになります。
突然のように降りかかる災難でしたが、実はこの事件は大きな転機となります。
転んでもただでは起きないあさだったのです!
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萬谷襲撃事件であさは刺されるが一大転機になる!
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この萬谷の襲撃事件は、原案本「土佐堀川」の万屋襲撃事件を
モデルとしています。
それによれば脇腹をナイフで刺された浅子の傷は深く腸にも達しており、
大量の出血もあったことから、意識不明の状態が1週間も続きます。
しかし浅子の生命力が勝り、意識を取り戻すと順調に回復へと向かいます。
しかも生死を彷徨う体験をした浅子は、生命保険会社のアイディアを
思いつきます。
このアイディアこそ、のちの大同生命につながるものです。
※追記
どうやらドラマでの加野屋の生命保険業への進出は、栄三郎のアイデア
として描かれるようです。
大同生命は加島銀行とともに広岡家の両輪ともなる事業で、
昭和恐慌で加島銀行が経営破たんした後は、大同生命が
広岡家の家計を支えることになります。
浅子はその生涯で様々な事業を手掛けますが、もっとも成功した事業は
この大同生命です。
そのアイディアも、実は万家の襲撃の際に出てきたもので、
浅子も「万谷さま、さま」と言います。
やはり浅子は転んでもただでは起きませんでしたね~
生命保険会社という大きなアイディアが閃きました。
そしてこの萬谷襲撃事件は、あさと千代の関係にも一石を投じそうです。
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対立が深刻化しているあさと千代の関係ですが、
こちらはドラマオリジナルの展開です。
ただし、千代は女学校へ行き、田村宜と出会うあたりから、
あさへ対する見方も微妙に変化してきているようですね♪
対するあさも和歌山へ行って惣兵衛一家の親子問題を目の当たりにした際に、
自分の子育てを反省していました。
徐々に良化してきたあさと千代の親子関係ですが、この萬谷襲撃事件で
あさが瀕死の重傷を負うことは、親子関係の大きなターニングポイントに
なりそうです。
この事件を契機に白岡親子の親子関係も、改めて見つめ直されることになりそうです。
九転び十起きを座右の銘にしているだけあって、このような困難にはへこたれない
あさでしょうが、死に瀕することは娘の千代にとっては大きな変化をもたらしそうです。
萬谷の襲撃はまさに災難そのものでしたが、結果的にはあさや千代、
そして加野屋にとっては大きな財産を手に入れることになりそうです。
このあたりは注目ですね!
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