あさが来た|貧民街から夜逃げしたはつや惣兵衛はどこで何をするの?
朝ドラ『あさが来た』では山王寺屋は破たんしてしまい、
はつや惣兵衛などの山王寺屋の面々は貧民街の長屋に身を寄せます。
あさがようやくはつを見つけますが、はつは長屋に逃げ込み、
あさを室内に入れません。
はつは気持ちの整理がまだついていないようで、落ちぶれた山王寺屋の面々の姿を
あさに見られるのを拒んだのでした。
しかも悪いことに、あさが大声をあげたせいで山王寺屋の面々は借金取りに嗅ぎつけたらしく、
さらに長屋を捨てて逃げ出します。
それが自分のせいであることを悟ったあさはひどく傷つき、憔悴しきってしまいます。
もちろんあさは、はつたちがどこへ行ったのかはわかりません。
はつや惣兵衛はどこにいったのでしょうか? 何をしていたのでしょうか?
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はつや惣兵衛はどこで何をしていたのか?
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実は山王寺屋の一家は、大阪郊外の田舎に辿り着き、
農家の納屋を借りて暮らしていました。
畑も借りたらしく栄達が作物を育てて、惣兵衛がそれを行商で売って
暮らしていました。
はつも縫い仕事などで家計を助け、細々としたその日暮らしでしたが、
何とか一家は生活をすることができていました。
そんな暮らしの中でもっとも変わったのが、はつの夫の惣兵衛です。
かつては不愛想で何を考えているのかわからなかった惣兵衛ですが、
この頃には時折はつに笑顔を見せたり、冗談を言うという変りぶりです。
徐々に夫婦愛が芽生えてきたはつと惣兵衛ですが、
この逃避行中にさらに愛情が深まったのでした。
また惣兵衛にとっては、いくらお家のためとはいえ菊のプレッシャーは相当だったはず。
皮肉にも家が没落することにより、それから解放され、
人間らしさを取り戻したのかもしれませんね。
なお、これから先のはつや惣兵衛のエピソードはすべて史実にはなく、
ドラマオリジナルのストーリとなります。
はつや惣兵衛の居所を探り当てたのは誰?
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はつや惣兵衛の居所を探り当てたのは、実は新次郎です。
この頃、あさは加野屋の商売を手伝うことはもちろんのこと、
才助から紹介された大阪商人の集まりに参加したり、
空き時間に新次郎の着物を直したりと、極めて多忙な日々を送ります。
そんな何事にも一生懸命なあさの姿を見て、新次郎も少しずつ変わってきたのです。
また父親の正吉からは、あさをしっかりと支えるように言われたのも大きいようですね。
新次郎は足しげく、大阪中を回ってはつや惣兵衛を探していたのでした。
しかもはつたちを見つけた後は、新次郎ははつに縫物の仕事を紹介してあげたり、
惣兵衛に酒の差し入れをしたりと、山王寺屋の人びとを優しくバックアップしてあげていたのです。
そのことをあさが知るのは少し後になりますが、
新次郎の優しさがにじみ出ているエピソードになりそうですね♪
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