とと姉ちゃん|森田屋が再登場!宗吉らとの再会と驚きの今後とは?
朝ドラ『とと姉ちゃん』では、あの森田屋が再登場することになります!
森田屋といえば、常子たち小橋一家が深川在住時には本当にお世話になりましたね~
価格等統制令の影響で商品の値上げができず、富江の妊娠もあって、
深川から高崎に引っ越した森田屋。
その後の状況がドラマでは描かれませんでしたので心配でしたが、
どうやら常子たち小橋一家とも再会するようです!
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森田屋が再登場! 宗吉らとの再会!
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森田屋の再登場は昭和23年(1948年)の5月です。
目黒の小橋家に、森田屋の宗吉と照代が訪ねて来ることになります。
しかも宗吉と照代が上京してきた目的は小橋一家の顔を見るためではなく、
東京で店を開くためです。
軍需産業に沸く高崎の好景気を期待して移転した森田屋でしたが、
終戦とともに軍需工場などは稼働を停止します。
また戦後の東京の復興は目まぐるしく、復員兵や引揚者で街は溢れかえっていた
ことから、森田屋も再び東京で商売をはじめるといった流れのように思えます。
常子たち小橋家にとっては森田屋の再登場は心強いですね~
深川から目黒に引っ越したことから東京大空襲などの被害は免れましたが、
昔馴染みもドラマから次々と消えてしまって寂しかったところ。
しかも戦争は終わったとはいえ、舞台は終戦後の混乱期。
終戦直前にひょっこりと現われた叔父の鉄郎でさえ心強く思えるご時世ですから、
頼りになる森田屋の面々との再会は嬉しいところですね♪
森田屋の驚きの今後とは?
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再び東京で商売をはじめる森田屋ですが、実は以前のような仕出し屋を
経営するわけではありません。
森田屋が上京してはじめるのは何と洋食屋です。
確かに飲食店の中でも、戦時中にもっとも深刻な打撃を受けたひとつが洋食店です。
明治期に日本に洋食の文化が入ってきて、大正期や昭和初期には
日本風にアレンジされて大きく洋食文化は花開きました。
ところが戦時中には食肉が特に入手しづらくなったことから、
続々と洋食屋は看板を降ろすことになります。
森田屋の宗吉や照代はこのあたりに目を付けて、
洋食屋に鞍替えするようにも思われます。
ただし史実上気になるのが、昭和22年(1947年)7月に発布された
「飲食営業緊急措置令」です。
これは戦後の深刻な食糧難に鑑みて、外食券食堂(配給切符で食事ができる食堂)、
旅館、喫茶店以外の飲食店はすべて営業を禁じられたものです。
(外食券食堂)
この措置令は昭和24年4月に解除されますが、およそこの2年間は基本的には
飲食店を営業するのは禁じられていました。
また戦時中よりもいっそう深刻化した食糧難の時代では、
食肉の入手も困難を極めているはずです。
宗吉と照代が小橋家を訪れるのは昭和23年の5月ですから、
このあたりは大丈夫なのでしょうか?
ちなみに当時は闇市などで食材を仕入れてこっそりと営業する
闇料理店や裏口営業店なども横行していました。
とは言え、森田屋の面々が再び登場するのは視聴者としても嬉しい限りですね♪
ただし、宗吉と照代以外の森田屋の人びとの詳細は現時点では不明です。
森田屋が深川を離れたのが昭和15年(1940年)の暮れごろですから、
既に6年半あまりの年月が流れています。
高齢だったまつはもちろんのこと、召集される可能性があった長谷川、
妊娠中の富江など、不安材料はかなりありますから心配です。
無事に全員が再登場となれば幸いですが、このあたりの経緯には注目したいものですね。
ちなみにテレビでの放送は7月の下旬ころになるでしょう。
※追記
どうやら森田屋で再登場するのは宗吉と照代のみのようです。
詳しくは下記の記事をどうぞ
とと姉ちゃん|再登場する森田屋の富江や長谷川、まつはどうなった?
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