べっぴんさん|多田良子(百田夏菜子)のモデルは田村江つ子!役どころ

 

朝ドラ『べっぴん』さんは、裕福な家庭に育ったヒロインの

坂東すみれ(芳根京子)が戦争に翻弄されながらも、

 

得意だった洋裁の腕を活かしてお店をはじめて、

遂には大企業に育て上げていく物語。

 

戦争さえなければ裕福な家庭の主婦として平凡ながら

幸せな家庭を築くことができたのに、当時の時勢はそれを許しませんでした。

 

そんなすみれとともにともにビジネスの道に入り、長きにわたって

お互いを支え合ったのが、すみれの女学校時代の同級生の

多田良子(百田夏菜子)です。

 

そして良子のモデルとなったのが、坂野惇子とともに後のファミリアの

創業メンバーだった田村江つ子です。

 

ファミリア創業メンバー

(左から二番目が惇子、その右隣が江つ子)

 

コンテンツ

多田良子(百田夏菜子)のモデルは田村江つ子!役どころ

 

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まずキャストの百田夏菜子さんは、1994年7月12日生まれの22歳で

アイドルグループももいろクローバーZのリーダーです。

 

百田さんを誰? という方に動画を用意しました。

いや~百田さんは元気でえくぼもかわいいですね~♪

 

最近はももクロでの活動と併せて女優としても映画や舞台に出演していますが、

NHKの朝ドラへの起用は大抜擢のようですね~

 

どんな演技をするのか今から楽しみです!

 

で、話を良子のモデルの田村江つ子に戻すと、彼女は坂野惇子と

甲南女学校(現甲南女子大学)時代の同級生で親友です。

 

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この女学校は当時の資産家の娘たちのご用達の学校で、

江つ子の実家も裕福でした。

 

父は坂東調帯ゴム(現バンドー化学株式会社)の創設者で、

神戸商工会議所の会頭などを歴任した榎並充蔵。

 

彼女は大正8年(1919年)2月生まれで惇子の1つ年下でしたが、

早生まれのため学年は同じ。

 

甲南高等女学校では同じクラスになり、すぐに意気投合。

ともにバスケットボール部に入部する仲になります。

 

また惇子が後に結婚することになる坂野通夫(田中紀夫のモデル)も、

実は江つ子の紹介によるもの。

 

ここまで見ても、彼女がいかに惇子の人生に大きな影響を与えたことが

わかりますね♪

 

ドラマでは女学校卒業にすぐに結婚することになりますが、

リアルでも同様だったようです。

 

昭和15年(1940年)に彼女は反物商の次男の田村寛次郎と結婚し、

ふたりの子宝にも恵まれます。

 

しかし戦争の影響で夫が経営していた会社が傾いて、

経済的にも苦しくなっていた折に、起業を決意していた惇子から

ベビーショップの開業話を持ち込まれました。

 

そのため江つ子は夫の姉の田村光子とともにこの話に乗って、

靴屋の一角を借りてベビーショップモトヤを開業します。

 

そして彼女たちの誠実な商売は、後にこの小さなベビーショップを

子供服大手のファミリアに押し上げていきました。

 

ファミリアに成長した後は、江つ子は手芸部門の責任者を務めたようです。

 

このように江つ子も惇子同様、戦争によりかなり翻弄された人生だったようです。

 

しかしふたりは決して諦めずに事業を起こして、よい製品へのこだわりもあって

成功を収めることになります。

 

ドラマでも戦争によりすみれも良子もどん底に突き落とされますが、

そこから手を取り合って這い上がっていくあたりは大きな見どころになるようですね♪

 

いずれにしてもかなり波も激しくなりそうな良子の人生ですから、

百田さんの演技にも注目ですね!!

 

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