とと姉ちゃん|本木正晴(島崎敏郎)のモデルは名カメラマン松本政利
朝ドラ『とと姉ちゃん』では、舞台は昭和30年(1955年)の
高度経済成長期編に突入します。
当時は未曾有の神武景気に沸いた日本。
国民の経済力は飛躍的に向上し、翌年には「もはや戦後ではない」の言葉に
象徴されるように、その暮らしはみるみると豊かになっていきます。
雑誌「あなたの暮し」も創刊から9年を経て、毎号15万部を売り上げる
中堅雑誌へと成長しています。
そんな中、松永亨、木立道久、大塚寿美子といった新たな社員や
カメラマンの本木正晴(島崎敏郎)も加わることになります。
そしてこの本木正晴のモデルとなったのが、「暮しの手帖」の名カメラマン
と言われた松本政利です。
この松本は同誌の陰の立役者のようなすごいカメラマンだったのです!!
(実際に松本が撮った写真)
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カメラマン本木正晴(島崎敏郎)のモデルは松本政利!
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島崎敏郎さん演じる本木正晴のモデルとなっているのは、
カメラマンの松本政利です。
松本は元々は報道写真家でしたが、「暮しの手帖」の創刊号より写真を担当。
当時の日本を代表する写真家の木村伊兵衛をして、
「白い皿にのせた白い豆腐をモノクロで見事に撮る」と言わしめた
名カメラマンでした。
ドラマでは「あなたの暮し」の創刊時の写真は花山伊佐次が撮っていましたが、
このあたりは史実と異なります。
松本が「暮しの手帖」に参加したのは、どうやら写真にかなりのこだわりがあった
編集長の花森安治の誘いのようです。
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花森が戦時中に携わったとされる雑誌「婦人の生活」の写真を松本が担当していたので、
そのつながりでしょうね~
そして彼の見事な写真は読者にも好評で、花森も二度にわたり
「暮しの手帖という雑誌を支えているのは、松本政利の写真だと思う」と
誌上で語っています。
実際に彼の撮った料理の写真には、読者から
「(写真から)匂いが立ってくる錯覚に陥る」との投書までありました。
ただし松本は「暮しの手帖」社の社員ではなく、他にも原節子や淡路千景などの
スターの写真や雑誌「平凡」の表紙の写真なども担当しています。
また彼は昭和50年(1975年)8月に亡くなるまで同誌の写真を担当しますが、
一部の写真はこちらも名カメラマンと呼ばれた林重男が担当しています。
林は原爆投下後の広島や長崎の写真で有名な写真家ですが、
実はそんな人も暮しの手帖の写真を担当していたのです。
このように写真ひとつをとっても当時の一流どころの写真家に担当させたあたりにも、
編集長の花森の雑誌へのこだわりが表れていますね♪
実際に松本の写真によって、読者もおいしい料理を視覚的にイメージすることができ、
雑誌の売上にも大きく貢献していきます。
ドラマでも好評だったホットケーキの分解写真も、彼の手によるものでした。
島崎敏郎さん演じる本木正晴の活躍が楽しみです。
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