べっぴんさん|ファミリアがスヌーピーを日本で初めて紹介していた!
朝ドラ『べっぴんさん』では、ヒロインのすみれたちが立ち上げた
子供服店はやがて子供服大手のキアリスとして成長していきます。
周知の通りこのキアリスは、すみれのモデルの坂野惇子らが立ち上げた
ファミリアをモチーフにしています。
現在同社は子供服の大手として知られ、全国の百貨店内に子供服や
ベビー用品のショップを展開しています。
また多くのキャラクターグッズも手掛けていますが、実は現在でも
広く知られているスヌーピーを日本に初めて紹介したのは同社でした。
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ファミリアがスヌーピーを日本で初めて紹介していた!
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スヌーピーは昭和25年(1950年)にアメリカの漫画家の
チャールズ・モンロー・シュルツが書き始めた「ピーナッツ」という
漫画に登場するビーグル犬のキャラクターです。
現在でも世界的に愛されているキャラクターで、
特に日本では人気が高いことで知られています。
そんなスヌーピーのキャラクターグッズを日本で初めて販売したのが、
坂野惇子らのファミリアでした。
昭和39年(1964年)に惇子と通夫の長女光子(ドラマのさくらのモデル)が
アメリカ留学から帰国しますが、その際に持ち帰ってきたのが前記の漫画
「ピーナッツ」です。
当時同社の社長を務めていた通夫は、その中のスヌーピーのキャラクターを見て、
「これは売れる」と思いました。
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そのためアメリカの版権を管理する会社と交渉したのですがかなり難航したらしく、
昭和45年(1970年)にようやく日本での販売権を獲得し、
ぬいぐるみの販売を開始します。
そして通夫の予想は見事に的中し、スヌーピーのぬいぐるみは大いに売れる
ことになります。
当初は月500個の生産体制でしたが瞬く間に販売に追いつかなくなり増産し、
3年後には何と年間11万個以上を販売する大ヒット商品となります。
実は当時は本家のアメリカでもスヌーピーのキャラクターグッズは少
なかったことから、大阪万博の時にはアメリカ人にも好評だったと言います。
現在は誰でも知っているキャラクターですが、通夫が光子の漫画に
ピンときていなければ、日本での紹介も大きく遅れた可能性もありますね♪
現在でもファミリアではグッズが売り続けられていますが、
何とその本社にはスヌーピーの像まで建立されています。
それほどまでに大ヒットし、同社の売上に大きく貢献したことが
推測されますが、まさに感謝、感謝といったところでしょう。
ドラマでも似たようなキャラクターは登場するのでしょうか?
NHKということでそのまんまというのは考えづらいですが、
ちょっと楽しそうですね♪
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