べっぴんさん|クリスティーナのモデルはオーツ夫人
朝ドラ『べっぴんさん』では、近所に住んでいるノイヤー家の
クリスティーナ(キャストはアナンダ・ジェイコブズ)から
粉ミルクをもらうことになります。
その頃は粉ミルクの配給も不安定でしたので、娘のさくらは
彼女の好意に助けられることになりますね。
しかし当のクリスティーナはもうすぐ帰国することになっていました。
神戸は居留地があったことから古くから外国人が多かったのですが、
既に時代は太平洋戦争末期の昭和19年(1944年)です。
この頃には日本の制空権は完全にアメリカに握られており、
特に大都市では空襲の噂も絶えなかったことから、
帰国を急ぐ外国人が多くいたのです。
ところで彼女の家の庭では子育て教室がおこなわれており、
講師役はなんと明美(谷村美月)でした。
明美は看護婦となり、英語を勉強してベビーナースとして活動をしていたのです。
残念ながらすみれは明美のよこしまな感情のためにそれに参加できません
でしたが、遠目で見た西洋式の育児法に興味を示し、
それは後のベビーショップの開業の際に大いに役に立つことになります。
そんなきっかけを与えてくれたクリスティーナのモデルは、
イギリス人のオーツ夫人でした。
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クリスティーナのモデルはオーツ夫人
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昭和15年(1940年)5月に坂野通夫と結婚した坂野惇子ですが、
新居は神戸の岡本に構えました。
当時の岡本は「外国人村」と呼ばれるほど外国人が多く住んでおり、
惇子の家の隣に住んでいたのがオーツ夫人でした。
惇子はオーツ夫人から西洋式の育児法を聞くたびに驚きますし、
夫人も「日本は素晴らしい国だけど、育児については大変遅れている」と
言い聞かせました。
そのため惇子は子供ができた際には西洋式の育児法を実践することを
決意しますが、夫人から紹介されたのがベビーナースの大ヶ瀬久子です。
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別の記事でもご紹介しましたが、久子が惇子に西洋式の育児法を教えたことが
後の起業の際に大きく役立ちました。
ファミリアの製品も随所に西洋式の育児法に基づく知恵や工夫が
取り入れられており、それゆえ製品の評判も高く急成長しました。
この時の久子との出会いがなければ、現在のファミリアはなかったかもしれない
と言っても言い過ぎではありません。
同社の経営が軌道に乗った後も、久子は顧客への育児相談をしたり、
アドバイザー的な役割を果たすことになります。
そんな久子を惇子とめぐり合わせてくれたのが、
クリスティーナのモデルのオーツ夫人というわけです。
ドラマでは久子の要素を含む明美ですが、幼い時からすみれに対し
身分違いのコンプレックスのような感情を抱いていますし、
母親のマツの解雇の件などもあって、素直にはなれません。
そのためすみれと明美の関係も紆余曲折あって、
すんなりと意気投合などとはなりません。
とは言え、明美の心情の変化や成長などはドラマの見どころのひとつですし、
いずれはすみれとの和解の日も来ますから、そのあたりには注目ですね♪
ちなみにクリスティーナのキャストのアナンダ・ジェイコブズさんは
日本在住のアメリカ人女優兼アーティストの方で、「マッサン」では
エリーの妹のヘレン、「八重の桜」ではアリス先生を演じました。
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