べっぴんさん|根本の企みとは?とんでもないことをしでかす!
朝ドラ『べっぴんさん』では、栄輔が根本(団時朗)の手下と
トラブルを起こして何やら不穏な空気が流れます。
周知のとおり彼は大阪・梅田の闇市を取り仕切る元締めです。
もともと潔に対しても快く思っていないようですし、
その上で今回の栄輔のトラブルです。
子分の玉井はゆりにしばしばちょっかいを出したりしていましたが、
当の根本に目立った動きはなく、不気味さすら感じましたね。
実は彼には企みがあり、とんでもないことをしでかすのでした!
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根本の企みとは?とんでもないことをしでかす!
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根本の企みとは、潔を警察に逮捕・連行させることです。
彼は手下を使って警察に通報して、潔を逮捕・連行させます。
当時は正規のルート以外で物品を販売すること自体が違法で、
それが「闇市」の名前のゆえんでもあるのですが、
無数に存在するため警察も事実上の放置状態。
しかし通報があれば、出動しなければならず、
潔の逮捕につながってしまうと言ったところでしょう。
そして、栄輔やゆりの留守を狙って、潔の闇市の店を
めちゃめちゃに荒らします。
警察から釈放されて帰って来る潔の目に入るのは、
荒らされたバラックのお店。
呆然とする彼に、手下の玉井は場銭を要求します。
つまり根本のこれら一連の暴挙の狙いは、潔に場銭を払わせること
だったのです。
どうやら潔はそれまで場銭を払っていなかったようで、
それでは元締めとしての威厳にも関わるので、
このような手の込んだ手段を使って払わせたようです。
栄輔は憤慨しますが、冷静な潔は要求された300円を黙って支払います。
この期にゴネても、同じことを繰り返しおこなわれてしまうという
判断でしょう。
このように根本と潔たちの抗争は、彼らの敗北に終わりそうになりますが、
そこで重要な役割を果たすのが何と五十八です。
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五十八は根本と対峙して一発触発の場面となりますが、
意外にもその口から出るのは「あんたがリーダー」の言葉です。
その上で、要は弱い者から場銭を吸い上げるチンケな商売なんかやめて、
闇市を商店街に変えて未来を創ることを提案します。
さすがに貴族院議員まで務めた五十八ですからその弁舌も爽やかですし、
その言葉は根本の胸に刺さるようです。
その後彼は闇市の場銭を廃止し、公定価格に近い価格での販売をするように
各店主に働きかけます。
どうやら根本はいいやつになるようです。
恐らく自分のスケールの小ささに気づいて改心し、五十八が提案した
商店街を作り上げるために動き出します。
現在はタチの悪い小悪党の彼ですが、その変化にも注目ですね!
ちなみにこれら一連のエピソードはドラマオリジナルのものです。
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