べっぴんさん|明美は看護師をクビになってしまう!なんで?
朝ドラ『べっぴんさん』では、このところ存在感を増しているのが
明美です。
彼女はベビーナースとしての経験を活かして、すみれたちの商品づくりに
的確なアドバイスを与えています。
当時は赤ちゃんや子どもに配慮した服づくりをしているメーカーなどは
皆無なので、あさやの商品は評判を呼ぶことになります。
ようやく歩みはじめたベビーショップあさやですが、
今後も彼女が果たす役割は大きなものとなりそうです。
周知の通り明美は看護婦として病院で働きながら、
空いた時間を見つけてお店を手伝っています。
そんな彼女は看護婦をクビになって、病院を辞めさせられることに
なってしまいます!
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明美は看護師をクビになってしまう!なんで?
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明美が看護婦をクビになって病院を辞めさせられるのは、
戦後の引き揚げで外地から医者や看護婦が戻ってきたためです。
どうやら彼女は今の病院の勤務は長くないらしく、
もともと勤務していた人たちが戻って来ると、
押し出されるようにして退職に追い込まれてしまいます。
しかも住まいは病院の寮だったことからそこにも住めなくなってしまい、
あさや靴店の二階で暮らすことになります。
またこれら一連のことをすみれたちになかなか言い出せなかったことから、
彼女たちが遅くまであさやで仕事をしていると、帰るに帰れない状態
になってしまいます。
どうやら昔から彼女のことを理解している店主の麻田のみが知ってたよう
ですが、明美にとってバツの悪い告白となってしまいます。
まさに現在では「不当解雇」というべき事例ですが、大量の復員者や
引揚者が戻って来た終戦直後にはよくあった事例のようです。
当時は雇用関係に関する法律も整備されていませんから、
明美はどうすることもできずに病院を追われることになってしまいます。
しかし彼女の退職は、ベビーショップあさやにとってはプラスに
働くことになります。
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まず良子と君枝がそれぞれが抱える問題により一時的にお店を離れますが、
その際にすみれとともに店を切り盛りするのが明美です。
さらにはお店の売上向上の大きな企画として、無料の育児相談
「ベビー相談室」を設けますが、これを担当するのももちろん彼女です。
当時は子供用品の販売店が育児相談を無料でおこなうことはなかった
時代でしたから、このベビー相談室は大きな反響を呼び
お店の売上にも貢献することになります。
このように明美が看護婦をクビになったことで、お店の仕事に専念
できるようになるのは大きなメリットを生み出すことになります。
彼女にとっては理不尽な退職ですが、4人の未来にとってもこれは
吉と出るようですね♪
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