べっぴんさん|キアリスはいつ始動?名前の意味は?
朝ドラ『べっぴんさん』では、ベビーショップあさやに
再び君枝と良子が戻ってきます。
これで創業メンバーの4人が再集結し、お店の経営に
専念していくことになります。
ところで現在のベビーショップはいずれ会社組織のキアリスとなって、
ゆくゆくは大手子供服メーカーとなります。
そんなキアリスはいつ誕生して、始動するのでしょうか?
コンテンツ
キアリスはいつ始動?名前の意味は?
スポンサードリンク
すみれたちのベビーショップあさやがキアリスとなるのは、
ベビー相談室が盛況となる直後です。
当時は育児相談をするところはさほどなかったですし、
何よりも無料でおこなったことから、お店の来客数も
一気に増えていくことになります。
そうなると靴店に間借りしているスペースのみでは対応できません。
ちょうどその頃、あさや靴店の隣の隣の輸入家具のお店が閉店となり、
そこは現在のお店よりも3倍のスペースがあることから、
そこに移転することになります。
ようやくあさや靴店から独立となるのですが、それを機会にお店の名前も改めて
「キアリス」となるのです。
肝心の意味ですが、君枝、明美、良子、すみれの頭文字を一文字ずつとって、
マークも四つ葉のクローバーとリスに決定します。
名前に関しては深い意味もあると思いましたが、意外にも非常に単純な
命名でしたね~
で、もとや靴店からの独立やキアリスの設立に関しては、坂野惇子らの
ファミリアの設立の際のエピソードが下敷きとなっています。
スポンサードリンク
昭和23年(1948年)12月に元田靴店の一角を借りてスタートした
ベビーショップモトヤでしたが、開店時から盛況でお店も手狭になって
しまいました。
また靴屋の店主元田蓮(麻田のモデル)は上等な客用に店内に応接室を
作るのですが、そこも惇子らに占拠されてしまい商品置き場にされて困ります。
そのため元田は独立を促すのですが、もともと商売っ気の薄い惇子らは
元田のもとを離れることを嫌がります。
ところが靴屋とつながった店舗にあった万年筆屋が閉店となり、
そこの家主も元田であったことから、惇子たちも移転を決意します。
ちょうどベビーショップモトヤの開店から1年後の昭和24年(1949年)の
12月です。
ただし独立したと言っても、店名はベビーショップモトヤのままでした。
ところが万年筆屋に移転した直後に、近所にあった佐々木営業部の
レナウン・サービス・ステーションが閉店になります。
これは新築間もない建物でしたが、佐々木営業部のような卸業者が
小売りをはじめるのは業界のルールに反するということで閉店に
追込まれてしまったのです。
その場所も元田の所有地だったので、彼は惇子の夫の坂野通夫
(紀夫のモデル)に相談し、こちらに再移転することを勧めます。
建物は真新しい2階建てで、通夫や田村江津子の夫の寛次郎
(勝二のモデル)もこれを機会に店を会社組織にして本格的に事業化する
ことを惇子らに提案しました。
佐々木営業部の社長の尾上清(潔のモデル)もこれを快諾し、
昭和25年(1950年)4月12日に遂に株式会社ファミリアが始動
することになります。
(ファミリア1号店)
ちなみに名前の「ファミリア」は惇子が辞書で調べていて、
思いついたものです。
「親しい」「親密な」「家族の」という意味を気に入ったのと、
当時は目新しい外国語の社名はインパクトが強いと考えたからです。
このようにベビーショップモトヤの開店からわずか一年半後に、
ファミリアが誕生することになります。
ドラマではお店の移転は一度きりとなりますが、いよいよすみれたちの
キアリスも始動することになりますね♪
スポンサードリンク
最近のコメント