べっぴんさん|田中五郎と富美が訪ねてきた理由はなに?
朝ドラ『べっぴんさん』では、ベビー相談室が盛況ですみれたちの
ベビーショップあさやに大勢のお客さんが訪れることになります。
そんな中、すみれの家に紀夫の両親で、すみれにとっても
義理の父母にあたる田中五郎と富美の夫婦がやって来ます。
彼らはすみれと紀夫の結婚式以来の久々の登場となりますが、
何やらよからぬ予感もしますね~
いったいこのふたりがすみれの下を訪ねてきた理由は何だったのでしょうか?
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田中五郎と富美が訪ねてきた理由はなに?
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実は五郎夫婦は、すみれとさくらの将来を心配してやって来たのでした。
周知の通り、夫の紀夫は相変わらず音信不通で消息すら分からない状態。
そんな中でも夫の帰りを待ち続けるすみれを不憫に思って、
紀夫のことは諦めてさくらとの将来のことを考えてほしいと伝えに来たのです。
その上で、夫婦は田舎に引っ込むことになるのです。
戦前は資産家で貴族院議員を務めていた五郎でしたが、どうやら戦争で
かなりのダメージを受けたようですね。
戦後は華族制度もなくなったので貴族院議員の地位もはく奪されて
しまいましたし、事業からも引退してしまうようです。
もちろん五郎や富美からすれば親切心から出た行動でしたが、
この言葉を聞いたすみれもかなり動揺するはずです。
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良子の夫の勝二や君枝の夫の昭一も無事に帰って来ましたし、
紀夫は相変わらずの音信不通ですから、そんな中での
五郎夫婦の言葉はちょっと酷なところです。
ただしそんなすみれを五十八が励まし、独自のツテを辿って
紀夫の消息を調べてみることになります。
またこんな状況でとても頼りになるのは明美です。
明美はすみれから事情を聞くと、状況は何も変わってないし、
ただ両親の話を聞いただけで悲観することはないと
彼女流の励ましで支えます。
やはり明美はメンバーの中でももっとも恵まれない環境にいましたし、
かなりの苦労をしてきましたから、このような場面での状況判断も
ちょっと違いますね~
時にぶっきら棒な言い方をしますが、その言葉は物事の核心を
突いていることも多いですね♪
その逞しさも含めて本当に頼りになる存在です。
とは言え、舞台は終戦から1年後の昭和21年(1946年)ですし、
戦地によっては帰還が遅れた兵士たちもかなりいましたから、
すみれにも前向きになってほしいところです♪
ちなみに紀夫のモデルの坂野通夫の父親の兼通は貴族院議員ではなく、
通夫が中学2年生の時に他界しています。
そのためこのあたりの一連のストーリーはドラマオリジナルです。
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