べっぴんさん|麻田の靴屋の経営は大丈夫?史実はどうだった?
朝ドラ『べっぴんさん』では、麻田の靴屋はすみれたちの
ベビーショップに乗っ取られたような状態になっています。
決して広くはないスペースの一角を借りてオープンした
ベビーショップあさやですが、徐々にお客さんも増えてきます。
しかもダメ押しとなるのが、明美が無料でおこなうベビー相談室です。
当時は育児相談をおこなっているところ自体が少なかったですし、
何よりも無料というのは非常に魅力的。
五十八もこのアイデアを称賛しましたし、大いにウケて客足も倍増
することになります。
しかし肝心のオーナーである麻田のお客さんは来ている感じはしませんし、
経営は大丈夫なのでしょうか?
モデルとなっている元田蓮の靴店はどうだったのでしょうか?
コンテンツ
麻田の靴屋の経営は大丈夫?史実はどうだった?
スポンサードリンク
ドラマでは麻田の靴屋の経営状態などは描かれていませんが、
リアルの元田の靴店に関しては、悪くはなかったようです。
ベビーショップモトヤは開店初日から盛況で、坂野惇子らが製作した
上質の製品を求めて、三宮の商店街には上品な女性客が増えたと言います。
当時の靴店の具体的な経営状態は不明ですが、そのタイミングで元田は
上客に対応するために、靴店の作業場を応接室に作り替えていますから、
悪くはなかったようですね。
また元田は単なる靴店のオーナーではなく、商店街周辺に数々の土地を
所有していた地主で資産家でした。
さらに惇子らからベビーショップの賃料も受け取っており、それは売上の何%
といった出来高制でした(パーセンテージは不明)。
スポンサードリンク
なので、リアルでは惇子たちのベビーショップが繁盛するほど、
元田にもお金が入ってくる仕組みだったのです。
このあたりからしても、元田はたとえベビーショップのお客さんに
お店を占領されたとしても、靴店の経営やお金に困ることはなかったようです。
ただし惇子らは新設された応接室で着替えたり、食事をしたり、
商品置き場にしたことから、元田は早々に独立してほしいと考えたようです。
さすがにここまでやられると、本業の靴店の経営に支障がくると考えたのでしょう。
ちなみにドラマでは麻田のお店でベビー相談室を開設してお客さんも大幅に増える
といった流れですが、このあたりは史実と異なります。
惇子らもベビーショップモトヤを開店してから約1年9か月後に、
大ヶ瀬久子(一部明美のモデル)による無料育児相談をはじめています。
しかしその頃には会社組織のファミリアとなっていましたし、
独立店舗も構えていました。
なので元田に迷惑はかからなかったばかりか、ファミリアの初代社長は
元田が務めていますので、彼もむしろ喜んだことでしょう。
このようなことに鑑みれば、現在はすみれたちに占領されてしまっている
麻田の靴屋も大丈夫なはずです!
スポンサードリンク
最近のコメント