べっぴんさん|大急での販売員や売り子にビックリ!まさかの登場
朝ドラ『べっぴんさん』では、すみれたちキアリスは大急百貨店
(だいきゅう)での10日間の委託販売にチャレンジすることになります。
当初はデパート側の商品の買い上げ方式を提示されますが、
キアリスのタグを外したり、生産工程の修正などに応じずにこれを拒否します。
販売員の人件費や売れ残り商品を考えると買い上げ方式のほうが
遥かにキアリスに有利なのですが、あくまでも自分たちのスタイルを貫きました。
その結果キアリスは大きなリスクを背負って、大急に出店することになります。
しかも課題は山積みで、商品の大量生産や販売員や売り子の確保が
早急に求められることになります。
そんなキアリスの販売員や売り子になるのは意外な人物です。
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大急での販売員や売り子にビックリ!まさかの登場
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キアリスが大急に出店する際に、販売員や売り子を務めるのは
「悦子様」こと高西悦子です。
しかも彼女は女学校時代の取り巻きだった富士子(鳥居香奈)と
順子(小林さり)を連れてきて、キアリスの商品を売ることになります。
周知の通り、彼女たちは女学校時代はすみれらの「手芸倶楽部」の天敵
のような存在でした。
そんな彼女たちがすみれらと手を取り合って、大急での委託販売を
成功させようとする姿には心が躍りそうですね♪
特に悦子に関しては、幼い子供以外の家族はすべて空襲で亡くなっています。
女手ひとつで子供を育てていくためにキャバレー勤めをしているのですが、
キアリスの販売を担当することで、その未来にも光がさすようですね♪
このことについてすみれに感謝する悦子ですが、水と油のような関係だった
ふたりの心が通じるシーンは感動ものでしょう!
ちなみにキアリスのモデルとなっているファミリアも、阪急百貨店に
出店した際には買い上げ方式を拒否して委託販売方式を選びました。
そのため販売員も自前で用意する必要があったのですが、
創業メンバーたちのツテで良家の子女を採用しました。
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創業者の坂野惇子にしろ田村江津子にしろ、戦前は大変な資産家でしたから、
同じような資産家の知り合いに声をかけてその子女を販売員として
採用したのです。
美しい言葉づかいや所作は短期間の研修などでは身に付かないとの
判断の結果でしたが、これは大正解でした。
その素晴らしい接客態度はお客さんのほうから、わざわざ販売員を
指名することもありました。
阪急百貨店の社員よりも遥かに丁寧な接客態度はお客さんの心を掴んで、
結果としてファミリアのブランドイメージも高めることになります。
現在でも同社の接客は非常に丁寧なことで知られていますが、
実はそのルーツはここにあったのです。
ドラマでは悦子たちが販売を担当し、時子ら近所の主婦が商品の生産を
任されます。
いよいよ臨戦態勢が整ったキアリスの大急での奮闘を期待しましょう!
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