べっぴんさん|キアリスの経理担当者は紀夫!史実はどうだった?

 

朝ドラ『べっぴんさん』では、キアリスの経理が大変なことに

なってしまいます。

 

本店のほかにも大急百貨店に出店して支店も好調で、

売上も絶好調のようですが、メンバーは経理や経営面はからっきしです。

 

そのため男会が仕事帰りに経理や帳簿を手伝いますが、

もはや彼らの手に負える量を超してしまっています。

 

昭一などは悲鳴を上げていますし、勝二も経理担当者を雇うべきと

提案しはじめました。

 

そんなキアリスの経理を担当することになるのが紀夫です!

 

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キアリスの経理担当者は紀夫!史実はどうだった?

 

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ドラマではすみれがキアリスを辞めてから、紀夫の心にも

少しずつ変化が生じてきます。

 

やはりすみれにとってはキアリスの仕事はなくてはならないものですよね~

彼女がもっとも輝ける場所こそキアリスですから♪

 

それに気づいた紀夫はすみれを会社に復帰させるとともに、

彼女を支えるために経理担当として同社に入社することになります。

 

坂東営業部は退職することになりますが、彼は将来の社長を

嘱望されている身です。

 

そのため五十八や潔に話を通すことになりますが、大きな決断となります。

 

最終的にはふたりもこれを承諾し、晴れて紀夫は同社の経理担当となり

経営面からすみれたちを支えていくことになります。

 

このあたりのエピソードはファミリアの創業者の坂野惇子の夫の通夫が、

昭和27年(1952年)に佐々木営業部からファミリアに転職した史実が

下敷きになっています。

 

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ただし彼は経理担当者としてではなく取締役として入社し、

会社経営全般に関わっていくことになります。

 

彼の入社から半年後に、いちおう社長だった元田蓮(麻田のモデル)が

辞任して取締役になりますが、社長の座は空席にしました。

 

また同社の代表は専務取締役だった惇子でしたが、通夫が入社してからは

実質的なトップとして会社の経営体質の改善に取りかかります。

 

ドラマでも描かれているように、当時のファミリアの経営面はかなりゆるゆるでした。

 

物づくりにかける惇子たちの執念は相当なものでしたが、その反面で

会社経営はかなりいい加減になっていました。

 

たとえば通夫が村井ミヨ子(君枝のモデル)に1カ月に使用する毛糸の量を

尋ねたところ、ミヨ子は毛糸入れの引出しを開けて「底が見えたら買う

平然と言ってのけます。

 

もちろん1カ月に使用する毛糸の量は把握していませんし、毛糸の仕入れを

どのくらいの頻度でおこなっているのかもわかっていません。

 

これではいくらいい物を作っているとはいえ、会社組織として十分に利益を

挙げることはできませんし、原価計算やコスト削減などもままならない状態でした。

 

そのため通夫は徹底的に惇子たちに会社経営のイロハを教えるとともに、

会社の体質を改革していきました。

 

その中には経理面含まれており、ドラマはこのあたりをヒントに

紀夫が経理担当者としてキアリスに入社する流れにしたようです。

 

このように紀夫のモデルとなった坂野道夫は会社経営の面で辣腕を振るい、

その体質さえも改善していきます。

 

ドラマの紀夫もそのような活躍をすると思われますので、楽しみですね♪

 

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