べっぴんさん|ファミリアの経理が大変なことに!驚愕の事実とは?
朝ドラ『べっぴんさん』では、すみれの夫の紀夫がキアリスに
経理担当者として入社することになります。
そのあたりは前回の記事で詳述したとおり、坂野惇子の夫の通夫が
ファミリアに入社した実話をモチーフにしています。
そして通夫はファミリアの経営改革をおこなっていくのですが、
その過程で同社の経理面で大変な事実を目の当たりにすることになります。
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ファミリアの経理が大変なことに!驚愕の事実とは?
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坂野通夫がファミリアに入社してからは、経営全般の改革に取り組んでいきます。
前回の記事でもご紹介した通り、当時の同社はかなりアバウトな経営を
しており、経理面でもまるでどんぶり勘定のようでした。
そのため彼は経営面にも手を付けることになりますが、その際に
驚愕の事実が明らかになります。
それは長年にわたる経理担当者の横領です。
ドラマと異なりファミリアは早期から経理担当者を雇い入れていたようですが、
惇子たちのアバウトさにかこつけて、その者は会社の利益の一部を
自分のポケットに入れ続けていたのです。
このことが露見したのは、通夫が会社の売上に対して利益があまりにも少なすぎる
ことに気づいたのがきっかけです。
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そのため経理を調べたところ、担当者の不正が発覚したというわけです。
恐らくはかなりの金額をごまかされていたようですが、そのような深刻な事実が
判明しても惇子たちはあっけらかんとしていたと言いますから、
ある意味でそちらのほうが驚きですよね~
また通夫が入社して半年後の昭和28年(1953年)5月に同社の社長を務めていた
元田蓮(麻田のモデル)が辞職して取締役になりますが、横領が発覚したのは
どうやらこの時期で、元田の辞任は引責の意味も含まれていたようです。
通夫は妻たちの経理面の無頓着ぶりに呆れるとともに、会社経営全般にわたって
改革を断行していきます。
その際に大いに役立ったのが、佐々木営業部での様々な職務経験でした。
社長の尾上清(潔のモデル)は彼を将来の会社のトップに据えるために、
自身の秘書からはじまって、経理、総務、営業、貿易と様々な職務を
叩きこんでいきました。
その経験が佐々木営業部ではなく、転職先のファミリアで活きるというのは
皮肉ですが、彼にはすでにオールラウンダーとしての実力が備わっていた
わけですね。
いずれにしても当初のファミリアのアバウトな経営は、このような黒歴史を
招いてしまうことになりました。
このあたりはドラマでは描かれるかどうかは微妙なところですが、
ドラマを楽しむ上での一助となれば幸いです♪
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