べっぴんさん|玉井の半ズボンに唖然!バミューダショーツにみゆき族
朝ドラ『べっぴんさん』では、栄輔が再登場してなんとさくらと
再会することになりました。
彼は幼い頃のさくらをとても可愛がっていましたし、彼女も懐いて
いましたよね~
ただしさくらのほうは幼過ぎたことから、一切覚えていません。
栄輔は感慨深そうでしたが、手放しで喜べないのは玉井の存在です。
どういう経緯かわかりませんが、現在このふたりはタッグを組んでいるようで、
玉井は部下としてエイスの社長となった栄輔に仕えているようです。
ところでさらに驚いたのが玉井の半ズボン姿です。
ツイッターなどでも「ダサッ」という声も多かったのですが、
あれは当時としては最先端のファッションでした。
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玉井の半ズボン姿に唖然!バミューダショーツにみゆき族
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玉井の半ズボン、短パンは、バミューダショーツとかグルカショーツ
などと呼ばれたもので、1960年代にアイビールックが大流行していた時に
「みゆき族」と呼ばれる人々が主に着用していました。
みゆき族とは既存の考え方や秩序に捉われずに自由に行動した当時の若者たち
のことで、銀座のみゆき通りに多くたむろしていたのでこの名で呼ばれるように
なりました。
当時流行していたアイビールックをさらに崩し、男性はバミューダショーツや
グルカショーツ、つんつるてんのコットンパンツにVANやJUNの紙袋を抱えるのが
オシャレとされました。
また女性は白いブラウスにぺったんこの靴、ロングスカートにスカーフやネ
ッカチーフなどが特徴的でした。
当時のみゆき族がバミューダショーツを着ている写真を見つけました。
まさにドラマの玉井と同じようないで立ちですし、ドラマのほうも
みゆき族を参考にしたようですね。
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ちなみにバミューダショーツの名前の由来は、イギリス領の
バミューダ諸島で広く着用されていたからです。
グルカショーツという呼び名も、ネパールの山岳民族のグルカ族の兵士たちが
着用していたことに由来します。
加えて前記のみゆき族ですが、反社会的な振る舞いなどはしなかったのですが、
不純性異性交遊などが問題視され、東京オリンピックのための風紀向上などもあり、
昭和39年(1964年)の9月に一斉取り締まりがなされて姿を消しました。
ドラマではみゆき族のいで立ちの玉井ですが、彼のキャラからすれば
どう見ても似合いませんね~
恐らく製作サイドのウケ狙いの要素も多分に含まれていそうですから、
しばらくは楽しめそうです。
というわけで、玉井の短パン姿には歴史上の裏付けがちゃんとあったのです!
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