ひよっこ|向島電機のモデルは?みね子や時子の就職先
朝ドラ『ひよっこ』では、急きょ就職をしようとするみね子は
なかなか就職先が見つかりませんでしたが、何とか向島電機に
採用されることになりました。
しかも同社は時子の就職先ですので、お互いにとっても心強いですね~
上京後もふたりの友情が描かれるのは、視聴者としても嬉しいところです♪
ところで就職先の向島電機ですが、どのような会社なのでしょうか?
またモデルとなった会社はあるのでしょうか?
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向島電機のモデルは?みね子や時子の就職先
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みね子や時子の就職先である向島電機は、その名の通り
東京・墨田区の向島にあります。
現在でも下町情緒溢れる墨田区ですが当時は工場が並ぶ工場街で、
東京でも集団就職者がもっとも多い地域でした。
向島電機は大手電機メーカーのアポロン電機の下請け会社で、
主にトランジスタラジオのアポロンAR64を製造しています。
同社の全体の規模は不明ですが併設する女子寮の乙女寮には、
15歳から29歳までの独身女性35名と舎監の愛子が暮らしています。
乙女寮は愛子以外の部屋は相部屋で、一部屋あたり5、6人が入居。
寮生活は6時起床、7時食事で7時45分までには工場に出勤し、
8時からの始業です。
新入社員のみね子のお給料は1万2000円で、食費として3000円が
天引きされるシステムになっています。
そこから税金や保険料、積立金などを差し引かれると、
手取りは6000円になってしまいます。
そしてみね子ら女工の仕事はトランジスタラジオの組立てです。
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具体的には「部品挿し(さし)」と呼ばれる作業で、
ラジオの基板にトランジスタ、コンデンサ、抵抗器、可変抵抗器、
発振コイル、トランスなどの部品を付けていく作業です。
当然のことながら細かい作業で手先の正確性が求められますし、
ベルトコンベアによる流れ作業ですからスピードも要求される
ことになります。
流れ作業なので、コンデンサ担当とか抵抗器担当など、一人ひとりが
ひとつの部品を担当し、ひたすら基板に挿していくようです。
工場の生産目標は1日340台で、一人がひとつの作業を行うスピードは
3.5秒とされていますからかなりのスピードのようです。
さらには最終チェックで不良品とされたものに関しては、誰がどこでミスしたか
徹底的に究明されるといいますから、けっこう厳しい職場環境のようです。
そしてこの向島電機のモデルとなった会社ですが、
ソニーの下請け企業です。
別の記事でもご紹介しましたが、元請けアポロン電機は
アイルランドに工場を持っていることから、そのモデルは
ソニーです。
とは言え、その具体的な下請け企業は特定できないことから、
厳密に言えば向島電機のモデルはないように思えます。
前記のようにひたすらトランジスタラジオを組み立てていくのが、
みね子や時子の向島電機での仕事になります。
しかしみね子は生来不器用なので当初はミスを連発して、
たびたびベルトコンベアを止めてしまうことになります。
とは言え、時子や他の乙女寮のメンバーたちの応援もあって、
奮闘していくことになりますから、このあたりにも注目ですね♪
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ラジオの【基盤】は【基板】が正解です。Microsoftだと間違ったほうに変換する事が多いようです。
やぎ様
はじめまして!コメントありがとうございました。
トランジスタラジオの件はお教いただき感謝いたします。
もうトランジスタは使われていないのですね~
また部品の場合は「基板」が正解であることは初めて知りました。
まだまだ勉強することは多いですね~♪
ご指摘及びご拝読は感謝いたします!