ひよっこ|真知子巻きってなに?米屋の娘さおりのスカーフ
朝ドラ『ひよっこ』では、久しぶりに再会したみね子と時子、
三男ですが、向島電機の倒産もあってテンションも上がりません。
みね子と時子に至っては、再就職などもあって正月に奥茨城村の
実家に帰省できなくなりますからなおさらですね。
そんな三人の久しぶりの再会ですが、米屋の娘のさおりが変装して
スパイしています。
真知子巻き風にスカーフを巻いて、サングラスをかけて顔を隠して
三人の会話に聞き耳を立てています。
やはりさおりは三男を気に入っているようですね~銀座の公園の時も
スパイしていました。
そんなさおりのスカーフの「真知子巻き」ってなんなのでしょうか?
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真知子巻きってなに?米屋の娘さおりのスカーフ
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真知子巻きとは、スカーフやショール、ストールなどを頭から首にかけて
巻き付けるファッションのことです。
昭和28年(1953年)に大ヒットした映画「君の名は」の中で、
岸恵子さん演じる主人公の氏家真知子がストールを頭から
かぶるような巻き方をしていたことから、当時の若い女性の中で
大流行しました。
当時の雑誌によれば、銀座を歩く女性は10人に1人の割合で
真知子巻きにしており、いかに大流行していたかがわかりますよね?
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また映画「君の名は」は2億5047万円の配給収益を上げたほど大ヒットして、
昭和28年の映画配給収入ランキング2位を記録。
しかも1位も「君の名は第二部」だったことから、まさにこの年を席巻した
映画でした。
ドラマの舞台は昭和40年ですから、真知子巻きはさほど流行していなかったものの、
大ヒット映画へのオマージュといったところでしょうか?
ちなみに『ひよっこ』ではウェートレスのこぼした水にさおりが驚いて、
その存在が三男にバレそうになりますが、彼女はとっさに入店してきた
若い男性にすがりついて誤魔化します。
その際に「捨てないで。真知子はあなたなしじゃ生きていけないの」と
芝居をしますが、言うまでもなく映画「君の名は」で岸恵子さんが、
相手役だった佐田啓二さんに言ったセリフです。
伊藤沙莉さん演じるさおりもなかなかキャラが立っているので、
楽しみですね♪
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