ひよっこ|夜の気まぐれショーのモデルのテレビ番組はなに?
朝ドラ『ひよっこ』では、みね子がなんとテレビCMに
出演することになりました。
出演するのは「夜の気まぐれショー」内のCMで、
杦谷堂の特製茶漬けを宣伝することになります。
どうやら番組間の実演CMのようで、セリフもひと言のようですが、
そのセリフが父親に向けてのものらしく、実が失踪中のみね子に
とってはかなりつらいものになるようです。
しかし知り合いになった女優の川本世津子の励ましや
アドバイスなどもあって、何とか乗り越えることができるようですね♪
ところでみね子のCMが流れる「夜の気まぐれショー」には、
モデルとなった番組はあるのでしょうか?
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夜の気まぐれショーのモデルのテレビ番組はなに?
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現時点で「夜の気まぐれショー」の全貌はハッキリしないものの、
どうやらショー形式のバラエティー番組か音楽番組のようです。
ダンサーのチームも出てくるようで、まさに深夜番組の
「11PM」がモデルのようにも思われましたが、
「夜の気まぐれショー」の放送時間は夕方6時からです。
そのような時間帯にそのような番組が放送されていたのか
かなり疑問に思いますが、ドラマの舞台である昭和42年(1967年)に
在京キー局制作のバラエティー番組と歌番組は次のとおりです。
(日本テレビ)
「昭和とんちんかん」:晴乃チック・タック、デュークエイセスほか
「ゴールデンショット」:ハナ肇、ジェリー藤尾、藤田まことほか
「レ・ガールズ」:金井克子、由美かおる、奈美悦子
(TBS)
「植木等ショー」:植木等
「チエミとともに」:江利チエミ
「歌のバカンス」:ジュディ・オング、青空はるお・あきお
「7時だ、とび出せ!」:犬塚弘、ジュディ・オング
「ビクター・ゴー!ゴー!ゴー!」:ザ・スパイダーズ、佐良直美
(フジテレビ)
「スター芸能大会」:高橋圭三、加山雄三
「しろうと芸能大会」:玉置宏
「万国びっくりショー」:八木治郎
「お笑い世論調査」:春風亭柳昇
「爆笑ヒットパレード」:トリオ・スカイライン
「若さで歌おうヤアヤアヤング!」:チャーリー石黒
「今週のヒット速報」:高橋圭三
「スクラム歌合戦」:今泉良夫
(NET※現テレビ朝日)
「演芸スターショー」:獅子てんや・瀬戸わんやほか
「凸凹モンタージュ合戦」:晴乃チック・タック
(東京12チャンネル※現テレビ東京)
「街ぐるみワイドショー」:丹下キヨ子ほか
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で、ひとつひとつ番組の内容を調べてみたのですが、
正直なところあまりピンときませんでした。
(そもそもドラマの「夜の気まぐれショー」の内容も
あまりわからないので)
ただしフジテレビで放映されていた「爆笑ヒットパレード」は
公開放送、ショー形式などの点が気になりました
(夜の気まぐれショーも軽めのノリの番組のようなので)。
またNETの「演芸スターショー」もゲストコメディアンの
ワンマンショー形式だったので、近い感じもしないことはない
ように思います。
どちらの番組も放送開始時間が、夜の7時、7時30分と
「夜の気まぐれショー」に近いことも特徴です。
とは言え、やはり決め手になる要素は見つかりませんでした。
他方で前記の深夜のワイドショー「11PM」は昭和40年(1965年)に
スタートしており、ドラマの舞台の昭和42年(1967年)には
既に放送されていました。
また深夜番組にも関わらず生コマーシャルも挿入しており、
ダンサーチームも登場していました。
制作は日本テレビと読売テレビの交互制作(日テレが月・水・金)です。
放送時間が「夜の気まぐれショー」とはかけ離れていますし、
当時の日テレの本社は赤坂ではなく麹町ですが、
番組の内容的には「11PM」がもっとも近いような気がします。
もしかしたらドラマでは諸設定との調整のために、
「夜の気まぐれショー」の放送を午後6時としたのかもしれません。
※追記
その後の調査で「ヤング720(セブンツーオー)」という番組が
「夜の気まぐれショー」の造形の参考になっていると思われます。
その理由は以下です、
①当時赤坂にあったTBS制作の生放送番組であったこと
②ストレンジ・ドッグスのモデルと思われるザ・ヴァンドッグスが
準レギュラーとして出演
③「若い広場」というコーナーがあったこと(偶然でしょうか?)
④ショー形式の番組で、GSサウンドブームの時はGSバンドを
こぞって出演させた
ただし放送時間が朝の7時20分からなど相違点はありますが、
参考にしたようにも思われます。
まぁ~「夜の気まぐれショー」の明確なモデルはないのかも
しれませんが、ドラマを楽しむ上での一助となれば幸いです♪
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