ひよっこ|ツイッギーって誰?ミニスカートブームが凄まじかった!
朝ドラ『ひよっこ』では、第21週「ミニスカートの風が吹く」で
昭和42年(1967年)からはじまったミニスカートブームが
描かれます。
このミニスカートブームは当時の一大ブームメントで、
日本全国津々浦々ではミニスカートを穿いた女性たちが
溢れていました。
ドラマでも米子や由香、時子や愛子さん、そしてみね子の
母の美代子までミニスカートをまといそうで楽しみですね♪
そして当時の日本にミニスカート旋風が巻き起こる
きっかけになったのが、イギリス出身のスーパーモデルの
ツイッギーの来日です。
今回はこれらについてご紹介します。
コンテンツ
ツイッギーって誰!ミニスカートブームが凄まじかった!
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ツイッギーはイギリス出身のスーパーモデルにして、
歌手です。
昭和24年(1949年)生まれで、来日した昭和42年(1967年)
当時は18歳でした。
本名はレズリー・ホーンビーで、華奢な体だったことから
「ツイッギー」(小枝)の愛称で呼ばれて、
それを芸名にしています。
初来日したのは昭和42年10月18日で、既に「ミニスカートの女王」
と呼ばれていましたが、彼女の来日によって前記のミニスカート旋風が
日本に巻き起こります。
そして彼女は10月26日からはじまった第14回東京モーターショーで、
トヨタ2000GTのモデルを務めますが、わずか5分間の出演だったにも
関わらず、ギャラは500万円+250万円相当のスポーツカーという
破格のものでした。
これだけ見ても、いかに彼女が当時の世界的なモデルだったことが
わかりますよね?
ちなみに現在でも多くの人に愛されている森永製菓の「小枝」は、
ツイッギーの名前をヒントにして誕生したという小ネタもあります。
当時の彼女の動画がありましたので、ご紹介します。
ミニスカートブームが凄まじかった!
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ミニスカートが世界的に広まったのは、昭和40年(1965年)の
パリコレで、フランス人デザイナーのアンドレ・クレージュが
ミニスカートを発表したことに端を発します。
これははじめて女性が膝上を露出するという画期的な出来事で、
世界中のファッション関係者が衝撃を受けました。
以降は世界的にミニスカートがブームになっていくのですが、
前記のように日本では昭和42年のツイッギーの来日で
一気に火がつきます。
現在まで女性ファッションのブームは数々ありましたが、
ミニスカートに関しては、「これを凌ぐものはない」とする方
までおり、日本のファッション史においても、
稀に見る爆発的なものでした。
その特徴のひとつが若者だけではなく、あらゆる世代の女性を
巻き込んだブームになったことです。
バブル期に「ボディコン」のアイテムのひとつとして
ミニスカートが再びブームとなりましたが、
それは若者限定でした。
しかし第1次ミニスカートブームの際は、30代や40代の女性までもが
こぞってミニを着用しました。
当時30代だった美空ひばりさんも着用していますし、
当時62歳だった佐藤栄作首相夫人の佐藤寛子さんまでもが
ミニを穿いていました。
このような全世代を巻き込んだファッションのブーム自体が稀で、
それゆえミニスカートブームは日本のファッション史上稀にみる
一大ムーブメントだったことが窺えます。
結局ブームは昭和49年(1974年)頃に終息しますが、
その後も女性の制服などにも大きな影響を及ぼしています。
ドラマでも20代の米子や時子、由香はもちろんのこと、
40代と思われる愛子さんや美代子がミニスカートを着用しても、
史実の観点からは何ら違和感はないのですね~
また乙女寮時代の水着着用は結局実現せず「着る着る詐欺」とまで
呼ばれましたが、今回は期待できそうですね♪
特にプロポーションのいい時子役の佐久間由衣さんや
早苗役のシシド・カフカさんあたりは映えるでしょうね~
『ひよっこ』のミニスカートブームにも注目です!
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