わろてんか|てんの女学校のモデルは?吉本せいは通ってたの?
朝ドラ『わろてんか』では、第2週目からヒロインのてん役に
葵わかなさんが登場します。
その頃のてんは女学校に通っており、家では料理などの
花嫁修業も積んでいる最中です。
そんな中、芸人の藤吉から手紙をもらったことを同級生に話すと、
てんや母親のしずは校長先生に呼び出されてしまう始末。
どうやらてんの通学する女学校は格式が高く、その反面当時の芸人は
やくざ者とか半端者とされ蔑まれていたので、文通自体が問題視
されたのでしょう。
そんなてんが通学する女学校のモデルはどこの学校なのでしょうか?
またてんのモデルとなっている吉本せいは、
女学校に通学していたのでしょうか?
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てんの女学校のモデルは?吉本せいは通ってたの?
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まずてんのモデルとなっている吉本せいですが、
女学校には進学していません。
せいは利発だったことから、父親の林豊次郎は女学校に通わせる
ことも検討しましたが、結局は当時の義務教育の修了年である
尋常小学校四年を卒業後は奉公に出されています。
その理由としては、母親のちよが反対したことや経済的な理由
が挙げられています。
別の記事でご紹介しましたが、せいはドラマのような裕福な
商家の娘ではなく、零細米屋の娘です。
店はそれなりに繁盛していたようですが、12人もきょうだいが
いたため(長女は夭折)、女学校などに進学する余裕はなかった
ようです。
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そして尋常小学校を卒業した11歳の時に、同じ米穀商を営む
島徳三の商店に奉公に出されています。
島の店は江戸時代から四代続く米問屋で、さらには彼は
凄腕の相場師としても大阪中に知られる存在でした。
せいはこの店で商売のイロハを学ぶのですが、そ
れらは後に寄席を経営する時に役立ちました。
このようにヒロインてんのモデルとなっている吉本せいの
最終学歴は尋常小学校卒で、女学校には進学していません。
そのためドラマのてんが通学する女学校のモデルはなく、
女学校にまつわるほとんどのエピソードも
ドラマオリジナルのものとなります。
とは言え、彼女の実家の藤岡屋を京都で一、二の薬種問屋の
設定にした時点で、てんの女学校進学は決まったようなものですね~
当時の富裕層の商家の娘は女学校に通学しながら、
花嫁修業をするケースが多かったですから~
いずれにしても葵わかなさん演じるてんは、
登場からしばらくは女学生として描かれます。
このあたりは史実とは異なりますが、わかなさんの当時の
女学生ルックは楽しみですね♪
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