わろてんか|伊能栞の新事業は活動写真!秘密も明らかに
朝ドラ『わろてんか』では、実は伊能栞(高橋一生)は
新規事業に向けて動いていました。
表向きは伊能製薬の貿易部門の会社の社長を務めていますが、
活動写真の会社を立ち上げることになります。
「活動写真」とは現在の映画のことで、大正時代あたりまでは
こう呼ばれていました。
活動写真は明治29年(1896年)に日本に上陸して、翌年には
大阪市の南地演舞場で日本初となる上映がおこなわれています。
そして明治末期から大正時代にかけて、多くの活動写真の会社が
立ち上げられますが、ドラマの伊能もその流れに乗るようです。
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伊能栞の新事業は活動写真!秘密も明らかに
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伊能栞には実は秘密があって、もともとは東京出身で妾の子です。
中学生の時に跡継ぎの保険として大阪に呼ばれて以来、
母親の消息もわからないという設定。
子どもの時に母親とよく活動写真を見に行っており、
そのため自分の手で母親が好きだった活動写真を作りたい
という想いも胸にしています。
こうした経緯から伊能は貿易会社をほっぽり投げても、
活動写真制作会社の設立に奔走しているわけなのです。
また彼はちょくちょく寄席などに顔を出しますが、
これらも活動写真のために庶民の娯楽をリサーチしている
ためです。
神出鬼没の伊能ですが、ちゃんとした訳があるのですね~
そんな伊能ですが、後に大ピンチに陥ることになります。
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父親の伊能忠春が引退して義理の兄が伊能製薬を継ぐと、
伊能はすべての役職を解かれることになります。
どうやら腹違いの兄とはうまくいっていないようで、
兄のほうも自身の立場を守るために、伊能から
すべてを奪ってしまうことになります。
とは言え、その頃には既に伊能は自力で活動写真の制作会社を
立ち上げていますから、以降は活動写真一本に賭けることになります。
伊能家の後ろ盾を失っていますから資金も限られますが、
寄席を経営得するてんや藤吉と切磋琢磨しながら、
会社を成長させていくことになりそうです。
他の記事でもご紹介しましたが伊能のモデルとなっているのが、
阪急電鉄の創始者で宝塚歌劇団や東宝を育てた小林一三です。
そのため伊能の新事業である活動写真も、東宝が成功した
経緯に鑑みればきっとうまくいくはずでしょうね~
ライバルの松竹にあたる会社がドラマで登場するかは不明ですが、
昭和初期には自作の映画を製作して、庶民に多くの娯楽を
提供することになりそうです。
まぁ~伊能も主要登場人物ですから山あり谷ありといった
ところでしょうが、彼の奮闘にも期待が集まります♪
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