わろてんか|戦争に行く隼也は戦死してしまうの?ネタバレ注意
朝ドラ『わろてんか』では、北村笑店の跡取り息子だった隼也がつばきと駆け落ちして
大阪を離れて神奈川県の川崎で家庭を築くことになります。
跡取りを失ったてんや風太は大きく失望しますが、藤一郎という息子も生まれて、
幸せな結婚生活を送るようです。
とは言え、ドラマの展開としてはこれで済むわけではないはず。
やはりと言うべきか、その後隼也は赤紙がきて召集されて、戦争に行くことに
なってしまいます。
隼也は戦死してしまうのでしょうか?
モデルとなっている吉本せいの次男の吉本頴右が、24歳の若さで悲運の死を遂げている
ことから気になります。
なおこの点に関しましては、ドラマのクライマックスのひとつになりますので、
結末を知りたくない方は以下は閲覧しないことをお勧めします。
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戦争に行く隼也は戦死してしまうの?ネタバレ注意
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まず隼也に赤紙が来るのは昭和19年(1944年)のことです。
昭和12年(1937年)にはじまった日中戦争は泥沼化して、太平洋戦争にまで拡大。
アメリカ相手に当初は有利に戦局を進めていた日本軍ですが、昭和17年(1942年)6月の
ミッドウェー海戦あたりから風向きが変わってきます。
そんな中、北村笑点の芸人たちも続々と召集されてしまいますが、遂に隼也にまで
赤紙が届くことになります。
ちなみに隼也は大正3年(1914年)生まれで、赤紙が来る昭和19年には既に30歳に
なっています。
前年の昭和18年(1943年)には戦死者の増加による兵士不足のために学徒出陣も
おこなわれているくらいですから、時世を考えると隼也に赤紙が来るのは
むしろ遅いくらいです。
このあたりの細かいことに関しては目を瞑ることにして、出征に向けて隼也一家は
北村笑店に戻ってきます。
既にてんによって勘当されていましたが、さすがにこの場合はやむを得ないということで
てんや風太、北村笑店の面々が隼也の出征を祝うことになります。
ところが戦地に赴いた隼也の安否は不明になってしまい、終戦後もその消息がわかりません。
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「べっぴんさん」の紀夫と同じような感じになってしまいますが、最終的には隼也は
無事に大阪に生還することになります。
「マッサン」の時の森野一馬のケース(戦死)もありますから非常に心配される隼也
でしたが、戦死せずに無事に帰ってくることになります。
いや~このあたりはホッとしますね~戦前が舞台の朝ドラはどうしても戦争が絡む
ことになりますが、今作の隼也は大丈夫です。
そしてこの隼也の無事が確認されるのがドラマの最終盤で、クライマックスのひとつとなります。
彼の生還の際のてんや風太、つばきや藤一郎らの喜びようも大きな見どころになりそうですね♪
ちなみに隼也のモデルとなっている吉本頴右ですが、生来の病弱であったことや肺結核を
患ったことなどから召集されることなく終戦を迎えています。
いずれにしてもこれによって隼也の戦死はなく、ドラマ内で頴右のように夭折しないことが
確定しました。
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