わろてんか|万丈目と歌子がドラマから退場!再登場はあるの?
朝ドラ『わろてんか』では、なんと万丈目と歌子の夫婦がドラマから退場
してしまうことになります。
この夫婦はドラマの序盤から出演していた北村笑店生え抜きの芸人ですし、
万丈目は途中から漫才作家も兼任。
キースとアサリのしゃべくり漫才がブレイクするきっかけを作りましたし、
演芸部の部長として様々な出版物の制作などにも関わっています。
歌子も洋食屋を経営するほか、万丈目との夫婦漫才でわろてんか隊に加わるなど、
ここまでかなり重要な役割を担っていました。
そんなふたりがドラマから退場してしまうことになります。
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万丈目と歌子がドラマから退場!再登場はあるの?
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万丈目と歌子の夫婦がドラマから退場するのは、舞台が昭和17年(1942年)に
入る頃です。
その頃は既に太平洋戦争に突入しており、北村笑店の芸人や社員たちも
続々と兵隊にとられることになります。
そして万丈目が漫才の台本を書くと、なぜかその芸人は軍隊に召集される
というジレンマに苛まれて、心労も重なります。
そんな中彼は心身ともに疲れ果てて、漫才の台本を作成中に倒れてしまう
ことになります。
それでも万丈目は残った芸人やお客のために台本を書き続けようとしますが、
それを制止させるのが歌子です。
やはりこの凸凹夫婦の夫婦仲は深いですね~歌子は万丈目の休養を求めますが、
てんや風太もそれを認めます。
さらには楓が台本作りを一手に引き受けることを約束するので、万丈目も
心残りなく休養に入ることになります。
休養といっても長期休暇で、北村笑店への復活は戦争が終わってからということで、
万丈目夫婦は歌子の実家がある奈良へと旅立って行くことになります。
既に当時は伊能がアメリカに渡っており、万丈目夫婦もドラマから退場となると、
かなり寂しいですね…
しかしふたりはドラマの最終盤で再登場することになります。
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ふたりが復活するのは昭和21年(1946年)で、すべてを失った北村笑店に
戻ってきます。
それがてんらとの4年ぶりの再会となるのですが、万丈目と歌子も北村笑店の
復興のために力を貸すことになります。
終戦間際にいったん解散する北村笑店ですが、戦後は続々とメンバーが戻って
来るのですが、万丈目夫婦もこのような形で新生北村笑店と合流します。
ところで万丈目のモデルとなっている漫才作家の秋田実ですが、昭和16年
(1941年)に松竹系の新興キネマ(ドラマの新世紀キネマのモデル)に
引き抜かれています。
終戦間際は満州に渡っており、慰問団の一座で活動していました。
そして終戦から1年後の昭和21年11月に大陸から無事に帰国しています。
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