半分、青い。律のアメリカ行きはロクなことがない!いつ戻るの?
朝ドラ『半分、青い。』では、律がアメリカに行くことになります。
既報どおり、病床にある和子のために妻子を大阪に残して梟町から勤務先の菱松電機名古屋支店に通う律ですが、間もなく和子が死去。
そのため大阪に戻る予定だった律ですが、菱松電機とアメリカのスタンフォード大学とでロボット制御の共同研究の話が浮上します。
制御技術は彼の専門分野だったことから、上司である部長も派遣メンバーに律を推挙することになります。
当初律は家族との時間を優先するためにこの話を断るつもりでしたが、出世に響くことを懸念した妻のより子が大阪に戻ってくることに反対。
最終的には不本意ながらも律はアメリカのスタンフォード大学に赴任することになります。
このような経緯で律はアメリカに行くことになりますが、この渡米はなにもかもが裏目に出ることになってしまいます。
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律のアメリカ行きはロクなことがない!いつ戻るの?
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まず他の記事でもご紹介しましたが、律の渡米によって彼の家庭は崩壊して、最終的にはより子と離婚することになります。
律の考えはあくまでも「家族は一緒にいること」でしたが、より子は息子の翼が大阪の名門小学校に通学しているので一緒にアメリカに行くのを拒否します。
しかし翼の小学校には海外留学からの編入制度があることが判明して、これを理由により子を説得して、一家で渡米することになります。
律はこのところギクシャクしていたより子との関係も含めて、アメリカで生活を共にすることで本気でやり直そうと考えていたのです。
ところがその考えは完全に裏目に出てしまうことになります。
言葉も通じずに慣れない海外での生活は大きなストレスとなって、ふたりは余裕を失って、互いに思いやる気持ちも失せてしまいます。
そしてこれが原因で帰国直後に律とより子は離婚して、一人息子の翼もより子に引き取られることになるのです。
家族のためと思って一家でアメリカ行きを提案した律でしたが、結果的にはより子との決定的な断絶を招くことになってしまうのです。
しかもあろうことに、律に降りかかる不運はこれだけではありませんでした。
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彼が渡米するのは2008年(平成20年)の夏ですが、直後の9月半ばに世界的な恐慌に発展するリーマンショックが発生します。
その影響は勤務先の菱松電機にも及んで、2年後の2010年(平成22年)6月には、菱松電機は経営の見直しからロボット部門の閉鎖を決定します。
律は西北大学在学時にロボット工学を志して、菱松電機に就職してその夢を成就しますが、リーマンショックによってロボットの研究を断念せざるを得ない状況へと追い込まれてしまいます。
そのためアメリカからも帰国して、配置転換によって彼は経営企画部技術科課長となります。
仕事の内容はこれまでの技術者・研究者から一転して、各セクションの予算や開発の管理が主で、時にはリストラのようなこともおこなわなければならないという非常にストレスがたまるもの。
ライフワークと考えていたロボットの開発や研究ですから、律にとってはこれはより子との離婚以上に堪える内容となりそうです。
彼にとっては渡米中にこれだけのことが巻き起こって、「不運」以外何ものでもありません。
しかしロボットの研究という生涯の目標を失ったことで、やがて彼は鈴愛とともに「スパロウリズム」という会社を立ち上げて、画期的な扇風機の開発をおこなうことになります。
そのため物語上は、これら一連の出来事が鈴愛との合流の遠因になるのですね♪
で、上記にもあるように律のアメリカへの在住期間は2年間ですが、ドラマでは渡米する回の次の回で2年後が描かれるようです(なので彼がドラマから途中退場することはないようです)。
物語は既に終盤ですから、かなり大胆に時間も流れるようですよ。
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