あさが来た|新次郎の兄正太郎の病気は?加野屋の跡取りはどうなる?
朝ドラ『あさが来た』では、あさ(波瑠)は加野屋の白岡新次郎
(玉木宏)のもとに嫁入りすることが決まっています。
しかしここにきて加野屋の跡取り息子で、新次郎の兄の正太郎(木内義一)が
重い肺病にかかって倒れてしまいます。
加野屋の当主・正吉(近藤正臣)も跡取りの正太郎がしっかり者だったので、
新次郎を分家に養子に出したうえに道楽三昧の生活を黙認していたはずです。
しかも当時の肺の病といえば結核。有効な治療法がなかった当時は不治の病とされ、
死亡率は現在よりも遥かに高かった恐ろしい病です。
肺病を患った正太郎はどうなるのでしょうか?
加野屋の跡取り問題やあさの嫁入りなどにも影響が出るのでしょうか?
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正太郎は亡くなってしまうの? 加野屋の跡取りは?
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加野屋の将来を任された正太郎は、残念ながら
労咳(結核)で亡くなってしまいます。
正太郎は頭脳明晰で人望もあったことから、
「加野屋もこれで安泰」と考えていた
正吉や新次郎にも大きな衝撃を及ぼします。
普段は飄々としている新次郎も、信頼できる兄を失い憔悴してしまいます。
このあたりは史実もドラマ同様のようです。加野屋のモデルとなった加島屋も、
この時期に将来を嘱望されていた跡取りの長男を病気で失うことになります。
では加野屋の跡取りは誰になるのでしょうか?
加野屋の跡取りは誰?
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長男の正太郎が亡くなったことから、本来は次男の新次郎が
加野屋の家督を継ぐのが筋でしょうが、新次郎は分家に出した身です。
しかも家業にまったくといっていいほど興味がなく、
趣味の三味線などの道楽三昧の毎日です。
そこで加野屋の当主の正吉が出した結論は、
三男の栄三郎(吉田八起)を加野屋の跡取りとして、
成人するまでは新次郎がその後見人となるというもの。
正吉が出した苦肉の策ですが、実は後にこれが加野屋の運命をも変えます。
正太郎の死去により、予定より大幅に嫁入りが遅れたあさもその後、
加野屋に嫁いできます。
当時の加野屋は正吉がやり繰りしていたものの、幼い栄三郎はもとより、
商売に興味がない新次郎も本腰で家業を手伝いません。
しかも明治維新の動乱により、加野屋の経営は悪化してしまいます。
それを見過ごせなかったあさは、独自に加野屋の経営状態を調べ上げて、
借金の返済を滞る大名家などに直談判をして、貸付金の回収などに奔走します。
そんなあさの姿を目の当たりにした正吉が、あさの父親譲りの商才に気付き、
積極的に加野屋の経営に参加させることになります。
つまりもし正太郎が生きていた場合には、加野屋の経営は正吉と
正太郎が担当するので、あさが入る隙はないと考えられます。
あさが加野屋の経営に携わることができたのも、跡取りの正太郎の急逝や
栄三郎や新次郎が経営に関わることができなかったという
偶然の賜物でもあったとも言うことができますね。
正太郎には失礼ですが、もし正太郎が健在であったのならば、
あさのモデルとなっている広岡浅子の後年の活躍もなかったのかもしれません。
そういう意味では正太郎の死は、決して無駄にはならなかったのです。
ですが将来を期待されながら若くして逝ってしまう正太郎の無念は、
察するに余りありますね。
そんな正太郎の無念な想いを知る新次郎や栄三郎の心の変化なども、
今後のドラマに影響していくかもしれません。
正太郎の無念が加野屋の面々にどのように影響していくかに注目したいです。
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