まんぷく|今井咲(内田有紀)のモデルと役どころ!福子の長姉
朝ドラ『まんぷく』では、ヒロイン今井福子(安藤サクラ)は3人姉妹の末っ子です。
そんな福子の長姉・咲を演じるのが人気女優の内田有紀さん。
これまで数多くのテレビドラマに出演してきた内田さんは、「軍師官兵衛」や「西郷どん」といった大河ドラマへの出演経験はあるものの、意外なことにNHKの朝ドラは初出演でした♪
そんな内田さんが演じる今井咲のモデルや役どころをご紹介します。
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今井咲(内田有紀)のモデルと役どころ!福子の長姉
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まずドラマでの今井咲の役どころですが、早くに亡くなった父の代わりに貴金属店で働いて、今井家の家計を支える働き者です。
非情にやさしい性格で、自分の幸せをも後回にしてしまい周囲に心配されることもしばしば。
大手企業に勤める婚約者の小野塚真一(大谷亮平)と結婚することになりますが、身体の調子を崩してしまい、床に伏せってしまうことに…
ドラマでの咲の設定を見る限り、優しくて働き者のパーフェクトの姉ですね~病気になってしまうのが心配ですが、ヒロインの福子にとっては憧れのような存在になりそうですね。
そんな内田有紀さんが演じる今井咲ですが、モデルとなっているのは福子のモデル安藤仁子の長姉の安藤晃江(てるえ)です。
仁子はドラマと同じように3人姉妹の末っ子でしたが、晃江とは9歳も年が離れていました。
晃江は街でも評判の美人で、当初は安藤家は裕福だったので、樟蔭高等女学校に通うのも車夫つきの人力車に乗って登校するほどでした。
また学校の記念写真には毛皮のコートを着て写ったり、当時は高級品だったチョコレートを好物にするなど、典型的な「資産家のお嬢様」だったようです。
また絵が上手く、美術学校の校長先生から直接指導も受けていました。
ところが晃江が成人する頃には父親の安藤重信の事業が行き詰って、絵を勉強するどころではなくなります。
そのため貴金属店の「尚美堂」に就職して家計を助けます。
晃江は美人だったことから、近所の歯科医をはじめに様々なプロポーズをされていますが、会社員の久保健治という男性と結婚。
しかし久保は稼ぎが悪く、この結婚が晃江の不幸の始まりとなります。
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久保と晃江の夫婦はすぐに困窮生活に追い込まれて、もともと病弱だった晃江は肺結核を患ってしまいます。
それでもお金のために無理をして、退職していた尚美堂に復職して療養をせずに再び働きはじめます。
当時は高等女学校に通学していた仁子もたびたび学校を休んで晃江の看病に訪れていますが、結局は晃江は27歳の若さで病没しています。
このようにドラマの咲のモデルの晃江は決して幸せな人生を送ったとは言えません。
ただし家計を助けるために病をおしててでも働くという彼女のスピリッツは、ドラマの咲にも反映されているように思えます。
咲も病に伏せってしまうことなので心配ですが、内田有紀さんの演技にも注目ですね。
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