まんぷく|鈴の病気のネタバレ!亡くなってしまうの?モデルは?

 

朝ドラ『まんぷく』では、まんぷくヌードルの開発も佳境にさしかかった際に福子の母親の病気で倒れてしまいます。

 

「武士の娘」が口癖の鈴ですが、何かと文句を言いながらも萬平の様々な事業を手伝ってきましたし、まんぷく食品では経理を担当するなど貴重な戦力なので心配ですね。

 

しかも当初は虫垂炎と診断された鈴の病気は実は深刻な病でした。

 

以下ではネタバレも含まれますので閲覧はご注意を!

 




 

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鈴の病気のネタバレ!亡くなってしまうの?モデルは?

 

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結論から申し上げますと、鈴の病気は虫垂炎ではなくより深刻な大腸憩室症(憩室炎)です。

 

大腸には一部が袋のように飛び出した「憩室」という部位があるのですが、これが出血や炎症をおこした状態が大腸憩室症と呼ばれるものです。

 

 

一般的には腹痛や発熱、嘔吐などの症状が現れますが、出血や炎症の程度によれば命にも関わる重い病気になります。

 

現在でもこの病気はStage12であれば致死率は5%未満ですが、Stage3では13%、Stage4ではなんと43%にまで跳ね上がります。

 

ドラマの舞台は1971年(昭和46年)で現在よりも医学が進歩していなかった時代です。

 

しかも鈴の場合は虫垂炎だと診断されていたことから憩室症の治療が遅れて、なんと腸が破裂してしまうことになります。

 

ところが緊急手術が成功したことから、鈴は一命を取り留めることになります。

 

NHKの朝ドラの終盤ではヒロインにゆかりのある大切な人が亡くなってしまうことが多々ありますが、鈴は亡くなりません。

 

またガイドブックのあらすじの終盤のまんぷくヌードルが売れはじめた際にも鈴は登場しているので、どうやらドラマの最終回まで亡くなることはないようです。

 

では鈴のモデルとなっている安藤仁子の母親の須磨はどうだったかと言えば、1968年(昭和43年)1123日に89歳で逝去しています。

 

ただし死因などは明らかになっていません。

 

当時の安藤百福は「チキンラーメン」に次ぐ商品である「カップヌードル」の着想は得ていたものの、本格的にプロジェクトチームが組織されて開発に着手するのは1969年(昭和44年)からです。

 

そのためドラマと異なり、須磨はカップヌードルの完成を見ることなく逝ってしまったことになります。

 

またドラマの鈴はたびたび萬平の事業を手伝ってまんぷく食品でも経理を担当していますが、実話ではこのようなことはありません。

 

百福が日清食品を立ち上げた1958年(昭和33年)には、須磨は既に79歳と高齢だったことから、入社などもしていません。

 

ただし百福と仁子が結婚後は、須磨は家事や育児を一手に引き受けおり、仁子も「結婚後、母が一緒に来てくれたのはよかったです。私を助けてくれました」と綴っており、須磨に対する深い感謝を述べています。

 

このように史実や実話では須磨は途中で亡くなってしまいますが、ドラマでは最後まで健在のようです。

 

大病をして命の危機にさらされますが、それを乗り越えますのでご安心を♪

 

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