あさが来た|平塚らいてうが酷評したのは広岡浅子だけじゃなかった!

 

朝ドラ『あさが来た』では、大島優子さん演じる平塚らいてう

加野屋に乗り込んできて、白岡あさと対峙することになります。

 

以前の記事でも書きましたが、これは実際の平塚らいてうがあさのモデルの

広岡浅子を酷評したことが下敷きになっているエピソードです。

 

当時のらいてうは日本女子大学校の学生でありながらも、その創立に尽力した

浅子をまさかというくらいにこき下ろします。

 

後に広く知られることになりますが、らいてうの権力や権威に対する反発心

は相当のものです。

 

しかも当時のらいていが酷評したのは、浅子だけではありませんでした。

 

同じく日本女子大学校の設立に大きな功績を残した大隈重信

女子教育の先駆者だった津田梅子にまで、その毒舌の矛先は向けられています!

 

 

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「平塚らいてうが酷評したのは広岡浅子だけじゃなかった!」

 

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まず平塚らいてうは広岡浅子については、「ガミガミ生徒を叱りつける」

「校長にまでビシビシ文句をつける」と述べています。

 

そして浅子が学生に実際の生活に役立たない空理空論は三文の値打もない

と言ったことに噛みついて、「傲慢で、いっそう嫌な人だと思った

女子教育の恩人として、尊敬したり、感謝したりする気になれない

と述べています。

 

どうやららいてうは浅子の学生や校長の成瀬仁蔵に対する物言いに

不満をもっていたようですし、浅子の激しめの口調も気に入らなかったようですね。

 

しかし、このらいてうの権威や権力への反発心は有名であるばかりか、

本人も認めているところです。

 

そんならいてうは、大隈重信や津田梅子といった偉人たちをも酷評しています。

 

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大隈重信も日本女子大学校の功労者だったので、来賓として招かれて

学生たちにたびたび講演しており、らいてうも実際に大隈の話を聞いています。

 

そしてらいてうは大隈を「傲慢な感じの爺さんで、横柄な口のきき方

と酷評しています。

 

ドラマでも大隈は「吾輩」などのセリフを言ったように、けっこう上から目線の

話し方をしたようです(ただし、決して傲慢な人物ではない)

 

らいていはそのような大隈の話し方が気に入らなかったようですね~

たとえ総理大臣になった人でも、徹底的に辛辣な態度をとります。

 

さらにらいてうは日本女子大学校へ通う傍ら、津田梅子が設立した女子英和塾

(現津田塾大学)にも通っていました。

 

津田梅子

(津田梅子)

 

現在では女子教育の先駆者として知られる津田梅子については、

らいてうは「年よりも老けて見える」「気難しいそう」と言って、

 

女子英和塾に関しても「自主的に楽しく学ぶということは少しもなく

女子大などとまったく違った雰囲気」とマイナスの評価を下しています。

 

さらには梅子とともに女子英和塾を支えた河井道子に対しても、

「へんな切り口上で、純粋な日本語が喋れないようなおかしな発音」と、

道子の喋り方について突っ込んでいます。

 

梅子の容姿に対する批判や道子の話し方に対する批判はやりすぎのように

思えますが、らいてうの女子英和塾への嫌悪感が感じられますね~

 

けっこうボロクソに言われた女子英和塾ですが、後にらいてうが出版社の

青鞜社を立ち上げた際には、女子英和塾は生徒を青鞜社へ「出禁」にします。

 

やはり津田梅子たちも、らいてうを問題視していましたし、

好んではいなかったようですね。

 

このように権力者に対しては大いに反発するらいてうですが、

実の父親にもかなりの反発をしたとも言われています。

 

しかしその後のらいていは、世論に叩かれようとも、官憲に睨まれようとも、

自分の意志を貫いて、女性の地位向上運動のパイオニアとしての功績を残します。

 

どのような困難が降りかかろうとも、決して諦めないらいてうのガッツは

やはりこの権威や権力への反発心から生み出されたものと思います。

 

らいてうにバッサリと切り捨てられた広岡浅子や大隈重信、津田梅子らには

気の毒ですが、らいてうのこのような反骨心こそ、後の女性の地位の向上へと

つながっていったと信じてやみません。

 

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2 Responses to “あさが来た|平塚らいてうが酷評したのは広岡浅子だけじゃなかった!”

  1. Kazuko より:

    ドラマでも実話でも、朝子は実学を重んじ、実業家として成功し、さらに女子に教育をと、社会貢献のためにたたかったようです。しかし、その姿は、2016年の今でも、何も変わらず、女子の社会的な活躍にも、グローバル社会へのチャレンジにも、世の中は、決してポジティブではない。女性よりも男性のいうことがとおりやすく、海外よりも、日本、英語よりも国語と、いつの世の中も足をひっぱる傾向は変わらない。ドラマになってみれば、朝子に拍手をおくる、朝ドラをみる視聴者の男性陣も、そのあとテレビを消して出社すれば、ただの女性バッシングにも、なる。女性の中にも女性の足をひっぱるひともいるでしょう。ドラマならば拍手が送れるのに、自分のそばにそういう人がいたら、バッシング  そのバッシングしている自分の姿をドラマの中の卑屈な時代遅れの人に、重ねて、自分は、柔らかい心で、考えて。。とはならないものなのか。 朝がきた への絶賛のコメントを見るたび複雑に思います。

    • rekidora より:

      Kazuko様

      コメントありがとうございました!

      おっしゃることもよくわかります。
      いつの世も強者と弱者は存在し、それを巡る問題は難しいですね。

      また知らず知らずのうちに、弱者の方々をないがしろにしてしまっている
      ことも事実です。

      かくいうわたしもそうのような面があるのかもしれません。
      Kazuko様のコメントにいっそう気持ちを引き締めなくてはならない
      と改めて痛感させていただいた次第です。

      ありがとうございます!!

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