べっぴんさん|ワンダーランドの挫折と完成!実話とは異なる

 

朝ドラ『べっぴんさん』では、キアリスに銀座のワンダーランド

構想が持ち上がりました。

 

あたかもそれは子供用品やベビーグッズのデパートで、すみれたちの

夢も膨らんでいきます。

 

しかし問題は資金面。

 

昭一のツテで銀行に融資を求めますが、断られてしまいます。

 

どうやら現在のキアリスの経営状況では、銀座のワンダーランド建設は

身の丈に合っているとは言えないようですね。

 

しかしエイスの金種元だった商社のKADOSHOがまたしても登場して、

キアリスに援助を申し出ます。

 

このあたりの古門の嗅覚はさすがですね~お金になりそうなことは

すぐに聞きつけて現れます。

 

すみれたちは引退までに夢を実現させたいですし、エイスの例を見ても

KADOSHOの融資は危険な匂いもしますので板挟みになってしまいます。

 

そんなキアリスのワンダーランドの挫折から完成までをご紹介します。

 

他の記事でも断片的にご紹介しましたが、ここでまとめてみます。

 

 

コンテンツ

ワンダーランドの挫折と完成!実話とは異なる

 

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まずキアリスのワンダーランドになったファミリア銀座店ですが、

昭和51年(1976年)9月にオープンして大成功しています。

 

やはり銀座という立地上、建設には経費もかなりかかったようで、

当時の同社からしてみれば社運を賭ける一大プロジェクトの様相も

呈していましたが、レナウン会長の尾上清や同社の宣伝部などの

全面的なバックアップもあり、大きな成功を挙げています。

 

ちなみにオープニングセレモニーも華やかだったことで知られ、

細川護熙元首相の弟である近衛忠輝夫妻のテープカットでオープンし、

オランダの民族衣装を着た女性たちがジュースを配って、

ファミリアのキャラクターのファミちゃんやリアちゃん、

スヌーピーの着ぐるみが子どもたちと握手するといった内容でした。

 

で、話をワンダーランドに戻しますが、結局は健太郎の進言により

挫折することになります。

 

栄輔とのやり取りからKADOSHOのやり方に疑問を感じるようになる

健太郎でしたが、ワンダーランド構想はやはりキアリスの身の丈に

合っておらず、ストップをかけることになります。

 

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すみれたちも引退を検討していたことから、無理にでもワンダーランドを

実現しようとしますが、健太郎の制止によって原点である

「キアリスらしさ」を思い出し、これに従います。

 

とは言え、気落ちするすみれたちを励ますために、龍一が「レリビィ」の店内に

赤ちゃんのプレイスペースや授乳室、おむつ替えのコーナーを設けるなど、

小さいながらもすみれたちの思い描いていた「リトルワンダーランド」

設けるサプライズもあります。

 

このあたりは心優しい龍一らしい演出ですが、心温まるエピソードになりそうです。

 

そして肝心のワンダーランド構想は完全にとん挫したかと言えばそうではなく、

結論的にはいつの間にかでき上っているということになりそうです。

 

時は流れて昭和59年(1984年)になり、健太郎がキアリスの4代目の社長に

なります。

 

既にすみれたち創業者はすべて引退していますが、キアリスの創業35周年の

記念パーティーの席で、来年にも「ビッグワンダーランド」が完成

することが発表されます。

 

やはり健太郎は密かに、母たちの想いを受け継いでいたらしく、

ドラマには描かれないようですが着々とワンダーランドの建設を

進めていたようです。

 

このあたりは既に最終回付近なので具体的にワンダーランドを描くことは

なさそうですが、しっかりとエピソードは回収されるようです。

 

実話と違ってかなり紆余曲折するキアリスのワンダーランドですが、

最終的にはちゃんと完成しますのでご安心ください♪

 

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